1950年東京に生まれ、茶位幸信氏の工房で製作を学び、1979年に独立して自身の工房を開設し製作を始めた松井邦義氏。本器はサントス・エルナンデス 1928年製作 LA CLAVELITOSシリーズのヘッド、ロゼッタ、力木の配置などを細部にわたり忠実に再現されたモデル。2005年製USED品です。単板のスプルーストップ、単板の中南米ローズウッドサイド&バック、エボニー指板、ローズウッドブリッジ、ゴトー製35AR-510K/KMペグ、ファンブレイシング、セラック塗装、弦長650mm。スペインのクラシック・フラメンコギター製作の巨匠であり、19世紀末から20世紀前半のギター音楽界に大きな影響を与えた製作家の一人である、サントス・エルナンデスが1928年に製作したLA CLAVELITOSシリーズが精巧に再現。外観や内部の力木の再現もしつつ、明瞭さな低音と、甘く澄んだ高音の音色も再現。深みや力強さだけでなく、繊細さと透明感も兼ね備えており、重厚な響きの低音と艶のある高音、豊かなサステインと音の深み、輪郭のハッキリとしたサウンドを併せ持ちます。タッチレスポンスもよく表現力の高いギター、演奏で出来ることの増える弾きごたえのある1本です。ブリッジ下5弦と4弦の間に弦飛びキズが2か所、サイド6弦側に5cmほどの線キズと1弦側に経年による塗装が反応した箇所がありますがネックコンディションは問題なくサドル残りも充分、演奏性良好な1本です。汎用ハードケースが付属します。
Condition:EX+
Top:Solid Spruce
Side:Solid Rosewood
Back:Solid Rosewood
Fingerboard:Ebony
Bridge:Rosewood
Machine Head:GOTHO 35AR-510K/KM
Fingerboard Inlay:none
Rosette:Cravelito motif
Binding:wood
Pick Guard:None
Pick up:None
Nut width:51mm
Scale:650mm
Case:Hard Case
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