非常に美しいキルトメイプルをトップに施し、James Tylerの代名詞とも言えるJim Burstにて塗装された、最上級のルックスを持つ個体が美品中古入荷致しました。
2006年製と、約20年程の月日は経っておりますが、綺麗な状態を誇っております。
ボディーバックに数か所程打痕こそありますが、20年前のギターとして考えると相当綺麗な部類に入ります。
また、ピックガードは通常真っ白なパールPGですが、20年の経年変化により変色し、貫禄のある黄色になっております。
こちらの商品はスペックシートが付属していないので、ネックシェイプ等といったスペックの詳細は不明です。
ボディー材に関しては木目からマムヨと判断しております。
美品のキルトトップでこの金額であれば、非常にお買い得かと思われます。
早速ですが、当個体の特徴についてご説明させて頂きます。
James Tylerと言えば、サウンドもルックスも演奏性も高いギターとして高い評価を得ておりますが、当個体はその例に違わずサウンド的にも非常におススメな一本です。
James Tylerらしい、非常に使い勝手の良い上に心地の良い極上のサウンドに仕上がっております。
シングルコイルは、"ギラギラ"という言葉が最もマッチしそうな程、非常にエッジーなサウンドではあるのですが、
ただ硬い訳ではなく、瑞々しさと華やかさ、そして深みが前面に押し出されている様なキャラクターを持ちます。
最も相性が良いサウンドはやはりクランチサウンドではあるのですが、クリーンサウンドの際も深く瑞々しいサウンドというキャラクターのおかげで、"使える"サウンドを発揮します。
この適度に柔らかいサウンドが、James Tylerの真骨頂というべき特徴でしょう。
この個体を他の個体と比較した際に、顕著に現れる個体差としての特徴もございます。
この個体はメイプルを指板に採用している事も手伝っているのか、ハリがありながらも深みがあり、強い透明感を誇る個体です。
高音域からハイミッドにかけての帯域がしっかりと主張をしてくれる為、音抜けが優れており、エッジーなサウンドからトーン操作による甘いサウンド等、幅広くサウンドメイクが望めます。
この個体の個人的なオススメセッティングはクリーンやリード以上に、クランチがオススメです。
この個体が持つ煌びやかで凛としたサウンドになる要素の鈴鳴り感が、クランチのエッジーなセッティングによって非常に強調されるのです。
ギラギラとしたナイフの様なキレに対してキラキラとした、光輝く煌びやかなトーンが絶妙な塩梅でミックスされ、この唯一無二のサウンドを成立させています。
勿論リードサウンドも非常にオススメで、ロングトーンから刻み、リフ、速弾きなど様々なプレイスタイルに対して抜群の相性を誇ります。
ハムバッカーに関しましては、サウンドの太さ的にもバランス的にも"安定感のある"サウンドです。
ピックアップの出力的には高いピックアップなので、歪ませた際にもピーキーさは全く感じさせず、滑らかに歪む印象です。
ハイパワーなピックアップによく見受けられる、妙な音の篭りや輪郭の消滅というデメリットは一切生じておらず、リフ等のプレイでもその音像はしっかりと主張してくれます。
さらにギターの個体差として、低音域がしっかりと出ている個体なのでバンドサウンドでも決して埋もれる事が無いであろう存在感を発揮しており、それでいてしっかりとヌケてくれるという、最高のサウンドを誇ります。
Studio Eliteのフルスペック・コントロールを採用しているので、各ピックアップ事にシリーズ・コイルタップ・パラレルサウンドをセレクト出来る点も嬉しいポイントです。
James Tylerのフルスペックコントロールは、シングルコイルでありながらもコイルタップやパラレルの出力が可能です。
シングルコイルでコイルタップとはどういうこと?と疑問を覚える方もいらっしゃると思われますが、実はシングルコイルであってもPG裏にハムキャンセル用のコイルが仕込まれているので、パラレルやコイルタップ等といった動作が可能となっているのです。
お気になる方は是非ご検討下さいませ。
1970年代に凄腕のリペアマンとして活躍し、プレイヤーの意見やタイラーの新しいアイディアを反映し数々のオリジナルのカスタムギターを製作したことから"James Tyler Guitar"は始まりました。
James Tylerのギターには彼が考える最高のオリジナル・アイディアを採用しております。
独特なヘッドストックや塗装は勿論の事、プレイアビリティーに優れたネックシェイプやネックヒールのコンター加工、ピックガード等、サウンド・ルックス・プレイアビリティーの全てを満たすアイディアがふんだんにつぎ込まれております。
特に、サウンドへの追求と拘りは他のメーカーと比べて頭一つ飛びぬけております。
ギタリストが気持ち良いと感じるサウンドを徹底的に解析・究明をし完成したオリジナルのピックアップの製作に始まり、彼がマムヨと名付けたそれまでのギターには使用されていなかった新しい材の採用(こちらの個体はアルダー材です)など、サウンドの追求により生まれた伝説は留まる事を知りません。
現在世の中には数多のハイエンドギターメーカーが出回っております。
その殆どは一時の流行り廃りで人気が出ては消えていき、確固たる地位を確立したブランドは殆ど生まれませんでした。
しかし、このJames Tylerは他のギターに埋もれる事のない確かな独自性とサウンドを持ち合わせた数少ないメーカーの一つです。
James Tylerの信念とも言えるキャッチコピー"マキシマム・プレイアビリティー"と"マキシマム・トーン"が絶大な指示と信頼を勝ち取ったのです。
James Tylerのギターの殆どはShmearと呼ばれる独特な塗装を採用しておりますが、それだけではなく当個体の様にキルトトップ等杢目系のギターに関しても美しい塗装が施される為、どの個体も洗練された美しさをも感じさせるルックスとなっております。
Studio Eliteは、艶やかなサウンドが特徴的でFenderのストラトキャスターとは類似しつつも異なったクセを持っております。
ピッキングや右手の握りこみの加減でサウンドは大きく変化し、サウンドメイクによってキャラクターが素直についてくるのも特徴的です。
各PUのサウンドセレクト(シリーズ/コイルタップ/パラレル)やミッドブースター回路、リアのダイレクトスイッチを搭載し、SSHのピックアップ配列をしたStudio Eliteは、"何でも出来るギター"として名高いギターです。特にシングルコイルのサウンドは極上といっても良いほど艶やかで美しく、最高の音質を誇っております。
クリーンサウンドからハイゲインサウンドまで幅広くカバー出来る上に、演奏性にも優れた最高のギターです。
是非お気になる方はお試しください。
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