抱えやすさと豊かな鳴りを両立した000-28。ヴィンテージの風格と現代の精度が融合する、
“王道を極めた”至高の一本。
【音色レビュー S/N:2978395】
こちらの個体に関しまして、特に際立つの音の王道さと広がりです。
ストローク時の弾きやすさとは裏腹に、
音の深みや広がりが良く、またMartinらしい泥臭さのある癖のある
後音が良いように作用していて、当たりの個体と言えるでしょう。
最近のMartinで000サイズは、初めからサドルが低めに設定されてるという事もあると思いますが、
それだけに演奏がしやすくオールラウンダーに演奏がしやすいという印象でした。
ストローク良し、指弾き良し、ブルースやカッティングといった演奏でもスムーズに弾きやすい
憧れの000-28としてはオススメしたい個体です。
【木目レビュー S/N:2978395】
この個体の木目は、いわゆる“飛び抜けた美材”ではありません。
でも、それがむしろこのモデルらしいなと思わせてくれます。
トップの表情は、まっすぐすぎず、乱れすぎず。
自然体で、“音を鳴らすために選ばれた材”という空気感を持っています。
木の素朴さや、ギター本来の“実直な魅力”を感じたい方には、
むしろこれくらいの表情が心地よく映るはず。
バックのローズも、派手さはないですが、
落ち着いた縦目と適度な艶感が、クラシックな品格を漂わせています。
それはまるで、主張しすぎない大人のスーツのよう。
つまりこの1本は、
“誰のためでもない、自分のために選ぶギター”。
毎日の演奏に寄り添ってくれる、そんな名品です。
【モデル説明】
000-28がMartinのラインナップに初登場したのはドレッドノート登場の29年前、1902年。
当時は特別モデルとして製作された000-28は当時のメインサイズと言える
0(シングルオー)、00(ダブルオー)サイズよりも一回り大きく
迫力のある響きを持ったボディサイズとして製作。
その後ドレッドノートサイズの登場と共に、
アコースティックギターの大型化と大きな音量を求めるプレイヤーの声に
こたえる形で000-28の生産本数も徐々に増えていきます。
1992年の【アンプラグド アコースティック・クラプトン】
の影響が大きく、一気に人気モデルにまで登りつめました。
くびれが強く抱えやすい、ショートスケールの強すぎない弦のテンション感。
さらに中高音域のクリアな響きを持つ000-28の魅力が多くのギタープレイヤーに
再認識されたことでアメリカ国内だけでなく日本でも人気が高まりました。
近年ではD-28の人気の座を脅かす人気を見せている000-28。
適度な抱えやすさと安定感のある低音、クリアな中音域、深い残響感と併せて、
エイジングトナー、ヘリンボーントリム、オープンギアのクロームペグにより
ヴィンテージスタイルを彷彿とさせる魅力的な外観に仕上がっています。
ナット幅は44.5ミリのModified Low OvalHigh Performance Taperというものを採用。
ローポジションからハイポジションまで幅の変化が少ないネックとなっており、
どのポジションでも安定したフィンガリングを可能にしました。
ブレーシングにはスキャロップド加工を施してあり、初期段階から広がりあるサウンドを体感いただけます。
ギターの仕様に関しましても王道の組み合わせ、
トップ スプルースにサイド&バック ローズウッドのオール単板。
2018年からトップがあめ色に見えるエイジングトナーを着色し、
ピックガードも黒から人気の高かったべっ甲のピックガードに変更をし、ルックス的にも人気が高くなりました。
指板はストライプドエボニー(縞黒檀)はマーブル模様が、一つ一つの個体に個性を感じます。
000-28はフォワードシフテッドになっていない分、スキャロップドブレーシングに大きな音の要因が出ており、
高音がしっかりと際立つような鈴なりのサウンドが際立つような音色となっております。
2018年の仕様からヘリンボーンのボディインレイがついているのは本当にありがたく、
Martinファンの欲しかったルックスにちゃんとなっているのが嬉しいところです。
フィンガーピッキングで演奏する方にとって、000-28は最高の憧れだとは思いますが、
Martin D-28と同様で、所有することは、音だけでなくステータスの一つとなっており、
様々な人の羨望や嫉妬、夢が詰まっている為。ただギターを弾くに留まらず、
購入所有するだけでアコギ弾きとしてのステージを一段階上に上げてもらえるギターです。
この文面が大げさなものではないというのは購入した方ならばわかるでしょう。
百聞は一見に如かずということわざのままで、誰かに借りて弾かせてもらうということではなく、
所有することでその効力を発揮するギターです。
もし分からない事があれば、こちらのお店にお問い合わせください。
いつでもお答えいたします。
ずっと憧れのままだった…ずっと眺めているだけだった…
という方はぜひ勇気を出して一度当店にお問い合わせご検討ください。
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