【D-41】
D-41は1969年にプロトタイプの48本が作成され正式に1970年にMartinラインナップに追加となりました。それまでにパールインレイのバインディグを持ったStyleはStyle45、Styke42のみであった中にStyle42に代わる立ち位置として製作が開始されます。Style42との装飾の相違点としてはD-41はボディにかかる14フレット以上の指板の周りに装飾が無く、サウンドホール上部の淵にまでエボニー指板が伸びた形となっています。また、指板のインレイがD-45に近いヘキサゴインレインの為Style42と比較すると存在感の強い装飾になっています。D-41が生まれるまではMartinのドレッドノートといえば王道のD-28、もしくは豪華な鈴鳴り、存在感のあるサウンドのD-45という選択でしたが【アンサンブルに馴染む鈴鳴り感のある響き】というD-41の個性が入ることでバンドサウンドの中で演奏される40番台のMartinという選択肢が定着ました。確固たる位置を気付いたD-41はそれ以来多くのプレイヤーに好まれています。
【#2940164】
当個体は2025年製の仕様変更後個体。ブレーシングはGEスタイルのスキャロップド、フォワードシフトブレーシングとなり、より大きな響きで鳴ってくれる印象があります。牛骨のブリッジピンとネック裏のボリュートが長く、ヘッド角度が緩やかに、ネックヒール付近のシェイプがより滑らかに丸くまっておりハイポジション演奏時の左手のひらのフィーリングが良く指板全体で演奏したくなってしまう演奏性の良さを感じます。Martin上位の縦ロゴモデルの中でも最もウッディなパワフルさを持った唯一無二のモデルD-41。D-28では煌びやかさが物足りない…D-45ではサウンドの存在感が強すぎる…そんなプレイヤーは是非一度D-41をお試しください。上質でパワフル・絶妙なサウンドバランスに支えられた美しいMartinサウンドをお楽しみいただけるはずです。
【仕様】
Top Material:Spruce
Rosette:Abalone with Multi-Stripe
Bracing Pattern:Forward Shifted X Brace
Brace Shape:GE-Scalloped
Brace Material:Spruce
Back Material:East Indian Rosewood
Side Material:East Indian Rosewood
Binding:Antique White
Top Inlay Material:Abalone with Multi-Stripe
Neck Material:Genuine Mahogany
Neck Shape:GE Modified Low Oval
Neck Taper:High Performance Taper
Nut Material:Bone
Headstock Shape:Solid with Square Taper and Diamond
Headplate Material:East Indian Rosewood
Fingerboard Material:Ebony
Scale Length:25.4"(約645mm)
Fingerboard Width at Nut:1 3/4''(約44.5mm)
Fingerboard Inlay Style:Reduced Hexagon
Back and Side Finish:Gloss
Back and Sides Color:Natural
Finish Top:Gloss
Top Color:Aging Toner
Neck Color:Dark Mahogany
Bridge Material:Ebony
Bridge Style:GE Modern Belly- Drop in Saddle
Tuning Machines:Gold Open Gear
Pickguard:Faux Tortoise
Case:Hardshell
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