1930年代や1940年代のクラシックなアコースティックフラットトップの温かく、豊かで、より力強く、開放的なサウンドを求め、Taylorの特徴である演奏性の高いネックや調整のしやすさを兼ね備えたギターを作り上げるために、新しいバージョンのV-Classに加え、新しいボディスタイル、新しいネックジョイントを設計し、完成したモデルです。
■ボディ: スーパーオーディトリアム
より温かく力強い音を引き出すため、アンディはTaylorの既存のGrand Auditoriumボディスタイルを基にしながら、微細ながらも影響力のある修正を加えました。ボディはやや長く、ローワーバウトが少し広くなっております。
■ブレーシング: Fanned V-Class
上部のバウトにV構造を組み込み、下部のバウトにファンのように広がるブレーシングを組み合わせたものです。これはクラシックギターの伝統に影響を受けた設計です。このファン型パターンにより、中音域の周波数において、より豊かな響きを生み出すことができます。また、ブレーシングや他の内部コンポーネントは、音の伝達を最適化するために、過去のギター製作の時代から使われてきた「ホットハイドグルー」を使用してセットされています。
■ネックジョイント: ロングテノン
新しいデザインでは、プロプライエタリ(専用)のロングテノンネックジョイントを採用しており、これによりネックがギターボディの内部のヒールブロックまで深く延びています。「このネックジョイントとヒール構造は音を生成するのに非常に良い結合力を持っています」とアンディは言います。このネックジョイントは接着剤をやシムを使用せず、さらに簡単で正確なネックアングルの微調整を可能にしています。
バック材に採用されているハワイアンコアはボディ下部に向かって、エキゾチックな模様が浮き上がっています。
「弾き込むほどに徐々に音が開いていく」のが、コアのギターの醍醐味ですが、こちらのモデルはまるで長年弾き込んだかのような温かみを感じる中低音域が心地よく鳴ってくれます。
少しヴィンテージ感も感じられるどこか懐かしい音色に加え、弾き心地、使い心地にもこだわった、まさにTaylorならでは新しいモデル。ぜひ一度お試しください!
Body Shape:Super Auditorium
Top:Torrefied Spruce
Side&Back:Hawaiian Koa
Neck:Neo-Tropical Mahogany
Neck Profile:Standard Carve
Neck Finish:Satin
Nut Width:1-3/4"(44.5mm)
Scale Length:25-1/2"(647.7mm)
Bracing System:Fanned V-Class with Tonal Route
Fretboard:West African Crelicam Ebony
PU:LR Baggs Element VTC Electronics
为了获得更好的访问体验
请点击右上角按钮
选择“在浏览器中打开”