存在は知っていましたが、御委託品でやってきました。
最近もともとのヘッドをぶった斬って、ヘッドレス・ベースに改造する人がいますが、更に11フレットあたりでぶった斬ると、こんな楽器になります(笑)。
この楽器を今回初めて弾いてみましたが、ベースを弾いている感覚からは遠く「何だかなぁ」という第一印象しか持てませんでした。作りがしっかりしているだけに残念です。
そこで、この楽器と仲良くなる為に、セッティングをあれこれ試す事にしました。メーカーさんのテキストを何度も読み返し、使われ方を吟味してみました。この楽器は16インチ・スケールの楽器なのですが、あくまで32インチ、ミディアム・スケールの楽器を半分にぶった斬った楽器なので、0フレット(ナット)部分の弦高は、32インチの楽器の12フレットの弦高がないと、本来のベースっぽい弾き心地になりません。実際0フレットの弦高をそうするわけにはいかないので、最終的に「16インチ・スケールの楽器にしては、とても弦高の高い」セッティングに落ち着きました!もちろん32インチ・スケールの楽器のハイ・ポジションよりは全然低い訳ですが、「1/2 サイズのベース」としての最適解が最終的には見つかりました。楽器は Low-B 仕様(笑)なのですが、正直ここまで弦高を上げると、16インチ・スケールの楽器としては、オクターブ・ピッチが、かなり怪しくなってしまいますが、全体のトーンを優先させました。E線より上はオクターブが何とか取れています。斯くして16インチ・スケール、17フレット(実質32インチ・スケール、29フレット!の)、「ベース」になりました。
どこかで、この楽器を弾いて「何だかなぁ」と思われた方、このテキストを読まれて興味を持たれた方、是非お試しになってみてください。
楽器は、中古個体としては、かなりの美品で、使用感は殆どありません(さもありなん)。ケースは何故か純正ではなく、G&Lのバッグを切って、加工したものが付属します。
材は、ブラック・リンバで、指板はモラード(パーフェロー)。一体形成でトラスロッドはありません。ボディごと反る事は想定外という事なのだろうと思います。この弦高だと、ほんの少し心配ではあります。弦間隔は18mm の5弦です。
送料は小型アンプ・サイズとしました。
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Wingbassの発想は、ツアーや旅行中にどんな場所でも練習したい、プレイし続けたいという欲求から生まれました。その際、11フレットより低い部分はなくても行けるのではないかと考えてみました。できあがったWingBassはノーマルベースでは考えられないこのとても小さなサイズと、チューニングがオクターブ上であるということくらいです。Wingbassは通常のベースと同様の弦、弦の太さを使えるように設計しており、弦間についても通常のベースとほぼ同じく作られているため、貴方のメインベースと演奏感の互換性が感じられるでしょう。
又、一般的なベーシストの悩みである重さという点においてもこのベースの軽さは画期的です。ステージはもちろん、家で、オフィスで、アウトドアで、カバンに詰め込んでどこにでも持ち出せます。お子様の演奏にも適しています。とにかく手にした瞬間から手放したくなくなる程楽しいユニークなスモールベースです。
WingBassの基本的な仕様は、MahoganyかBlackLimba(Korinaに近い)のBody、MapleかMorado(Rosewoodに近い)のFingerboard、baltorini pu、Hipshot Bridgeとなります。
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