2006年製の20th AnniversaryモデルであるCustom 24が入荷いたしました。
さらにこちらはゴールドハードウェアにブラジリアンローズウッドを指板に使用した特装版である、Artist Packageの個体でございます。
Paul Reed Smithは現在ではもはや説明不要のギターブランドでございますが、設立は1985年と、大手の老舗メーカーに比べると比較的歴史の新しいメーカーでございます。
メイプルトップにマホガニーバック、マホガニーネックと所謂レスポールをベースとした使用ながら、薄く大きいボディや深い位置でのネックジョイント、大きくえぐられたカッタウェイなど、独創的なデザインでハイエンド・ギターの雄として多くの著名アーティストにも使用されております。
上質な1ピースのマホガニーに美麗なキルトメイプルトップを組み合わせ、前述の通り指板には贅沢にもブラジリアンローズウッドが採用されております。
付属品としてはCITESに関する書類も同梱されており、その真贋性については担保されております。
ネックシェイプは "WT" と記載されており、Wide Thinシェイプが採用されております。
ナット幅は約43mmとやや広め、Wide Fatとは異なりヒール部にかけてしっかりと厚みが抑えられておりますので、
ハイポジションでのテクニカルなプレイにもしっかりと対応したします。
ピックアップは言わずと知れたHFSとVintage Bassの組み合わせが搭載されており、昨今のPRSではローパワーなピックアップがフィーチャーされておりますが、それらとは一線を画すパワフルなサウンドが魅力です。
20年近く前の個体ということもあり、PRS特有の塗装の白濁は見られます。
また、ハードウェアパーツについてもくすみ等がみられますが、固着している部分などなく、機能性は全く問題ありません。
アームも付属しておりますが、固定トルク調整用のスクリューが紛失してしまっております。
現状でもある程度のトルクはかかっておりますのでプレイに大きな影響はございませんが、しっかりと固定することはできません。
フレットは1.1ｍｍ程度の残量となっており、わずかに弦の痕が付いている部分もございますが演奏性に影響はございません。
トラスロッドも通常の調整範囲内であれば問題なく動作いたします。
付属品はオリジナルハードケースと写真に掲載されているものがすべてとなります。
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(株)黒澤楽器店
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