ゴールドパーツとダークブラウンのマホガニーでラグジュアリーな1本。
かのブライアン・メイが愛用するRed Specialの忠実なレプリカを製作することで著名なKz Guitar Works。
しかしRed Special以外のラインナップもその高い技術力は存分に活かされています。
高品質なマホガニー材を得意とするKz Guitar Worksらしさを存分に感じられる様、本機はオールマホにてオーダー。
Kz独自の構造と相まって一般的なSTシェイプのギターとは一線を画する独特の良さがあります。
ボディ材は3ピースのマホガニー。
3ピースと聞くとコストカットのイメージが強いですが、Kzではあえてサウンド面の狙いから3ピース構造に。
ネックジョイントからブリッジまでを1つの木材上に配置することで、弦振動の一体感の向上を狙います。
フロントPUよりもブリッジ側まで入り込むディープジョイント、Kz独自の3点留めネックジョイント「RS Joint」、そして前述の3P構造のボディが合わさることで、ヘッドの先端からボディエンドまで一貫して豊かな弦振動が得られます。
PUはKzオリジナルのClassic Humbuckerを2H配列にて。
2H配列ではありますが、PUセレクターは5Wayとし、コイルタップ等を含めて幅広いサウンドをワンタッチで出力します。
ハムバッカーらしい甘さ太さと繊細さを兼ね備えるKz Classic Humbuckerはコイルタップ時のサウンドも絶品。
さらに細かな変更点ではありますが、ブリッジは通常のGOTOH 510T-SF1からGOTOH 510T-FE1に変更。
10.8mmスペースの510T-FE1仕様はレギュラーには存在しない仕様ですが、今回は特注にて対応いただきました。
いわゆるSTらしさが強調されるSF1のプレートタイプサドルも決して悪くはありませんが、本機ではより一層タイトでサスティーンに優れるブロックタイプのFE1をチョイスしました。
また、本個体へのアレンジメントとしては「Kz NUE」の搭載が挙げられるでしょうか。
Ovaltoneが開発したトーンデバイス「鵺」。
ヴィンテージコンデンサの挙動再現から始まり、独自のサウンドを獲得するに至った名機でありますが、この鵺のKz Guitar Worksとのコラボモデルを搭載。
トーン回路とその周辺におけるKz Guitar Worksのこだわりを反映。特定のモチーフがあるわけではありませんが、グッと上質なサウンドになります。
トーンフルテンのまま使うのがもったいなくなる、ちょっと絞ったサウンドの上質さは必見です。
SPEC
Body : Big-Leaf Mahogany 3P
Neck : Big-Leaf Mahogany (Slim Medium)
Fingerboard : Indian Rosewood (12R)
Frets : Jescar FW55090
Nut : Black TUSQ
PU : Kz Classic Humbucker
Control : 1V, 1T, 5Way-Selector
Scale : 635mm
Finish : Top Thin Lacquered Trad Finish
Weight : 4.05kg
Other : Kz NUE Inclueded
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