RA-10は、必要十分な機能性とミニマルなデザインを備えたパッシブのリアンプリファイアーです。
録音済みのギターやベース、そしてDAW上のソフトシンセやサンプラーなどの音声を一度外部に出力し、アンプやエフェクターを通して再度録音する手法、”リアンプ”。作曲やプロダクションにおいて最も創造的な手法の一つと言えますが、これにはインターフェイスなどからの出力を、適切にペダルやアンプへ橋渡しする必要があります。
RA-10はそれを限りなくクリアに、かつ最もシンプルに実現します。カスタムのトランスにヘビーデューティな筐体、更には積極的な音作りから、原音をより忠実に再現することも可能にするインピーダンスコントロールも搭載。
RA-10はパッシブで、電源の投入も必要ナシ。既存のセットアップに気軽に取り入れることができるRA-10で、お気に入りエフェクトペダルの新たな一面を見つけましょう。
■リアンプがもたらすクリエイティビティ
ギターやベースはもちろん、ソフトシンセやドラム、ボーカルなどのあらゆる録音を、アンプやエフェクターなどのハードウェア全般に通す事をリアンプと言うようになった昨今。Franklin Audioは全くもって意外な音源を実験的にお気に入りのエフェクターやアンプに通すことが、スタジオでできる最もクリエイティブなことだと考えています。
ドラムバスをヴィンテージアンプに通してみる。あるいは、ソフトシンセのパッドサウンドをお気に入りのアナログディレイに通してみる。DAW上でクリーンシグナルとMIXしても良いでしょう。DIと組み合わせれば、逆にギターにプラグインでエフェクトをかけてアンプで鳴らすこともできます。
またクラシックなギターやベースのリアンピングでも、リアンプボックスはクリエイティブな力を発揮します。一度クリーンなシグナルを録ってしまえば、後はペダルだけに集中してサウンドメイクを追い込むことができる他、録音後に思いついた素晴らしいサウンドメイクのアイデアにも柔軟に対応することができます。
■インピーダンスコントロール
パッシブのエレキギターやベースなど、電子楽器にはハイインピーダンスの出力を持つものが少なくありません。リアンピング時にその特性を再現するために、RA-10にはインピーダンス(Z)コントロールが備わっています。
これを調整することでリアンプでも、直接ギターを挿したかのようなアンプサウンドを録音することができ、また無段階での調整が可能なため、録音したギターのピックアップなどに合わせて柔軟に調整が可能です。
それだけにとどまらず、インピーダンスコントロールは積極的な音作りにも使用することができます。入力インピーダンスに敏感に反応するファズペダルなどを繋いで、未知のテクスチャを探求してみましょう。
■SPECIFICATION
◯Input:1 x モノNeutrikバランスコンボコネクタ
◯Output:1 x TS 1/4″ Neutrik インストゥルメントジャック
◯アッテネーション:12dB
◯入力インピーダンス:10kΩ
◯出力インピーダンス:600Ω - 50kΩ
THD:< -0.001% (at 0dBu)
セルフノイズ:< -96dBu
Franklin Audioカスタムのトランスを搭載したパッシブ構成
ヘビーデューティの1.5mm折り曲げスチール筐体
シドニーでデザイン、ハンドメイド
重さ:0.425kg
127mm(L)×65mm(D)×63mm(H)
※画像はサンプルです。
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