ギブソン･カスタム･ショップ･ブランドであるギブソン･カスタム製品でリミテッド的に製造される『HAND SELECTED(ハンド･セレクテッド)』のカテゴリーがございます。そんなハンド･セレクテッド･カテゴリーから2019年に製作を開始して、2020年1月15日に完成(プレパック･チェック)した美品(本格プレイの形跡は皆無かも)の1958 Les Paul Standard Reissue VOSが入荷いたしました。
ラムバァディーラーやギブソンカスタム･ウッドワーカーによって日本市場向けに厳選(ハンドセレクト)したマテリアル(木材)を用いて企画製造されるのが『ハンド･セレクテッド』カテゴリーでございます。(ギブソンカスタム･ハンドセレクテッド証明書も付属です、また、フィニッシュ･カラーであるスロー･アイス･ティー･フェードの表記もペンでハンドライツンされてますよ)
こちらの個体はボディトップのブックマッチド･メイプルに特出した要素を感じずにはいられません。ほぼ全域に行き渡る大きめなフレックの紋様だけではなく、木肌が6弦側は木裏・1弦側には木表のバランスで接ぐブックマッチ接合なので、板目のようで大きめな追柾目の木目が大胆な模様を醸し出しています。そんなブックマッチド･メイプルトップなので第三者的に傍観するとフィガードの濃淡や太さだけではなく、細やかさも垣間みることができる表情の豊かなビンテージLPのあの本物の表情をいとも容易く窺い知れるエクセレントで傑出な個体なのかもしれません。
スペックのディテールは2019年から2020年の製造なので、現行スペックとほぼほぼ同様かと。
フレットのディテールは"Historic Gibson Narrow/Tall"なので外観は低いスモールサイズに類似しますが、プレイすると十分な高さが感じられ、幅が細めなのでピッチ感が良好で明るい音色も得られやすいかもしれません。
コントロール･アッセンブリはハンダバージンでピックアップもオリジナル･コンディションを確認です。PUの裏などにモデル名を記すタグシール等はございませんが、"PATENT APPLIED FOR" の水転写デカール･タイプなので、カスタムバッカー(Pickup Shop Historic Collection)とかの何かかと。(ネックPU: 7.82K、ブリッジPU: 7.81K)
でも、クリームカラーのプラスチック･ジャックプレートのマウントスクリュー付近にクラックが発生してますが、ジャックの動作は良好なのでプラグの抜き差しは優しくしてくださいませ。
外観コンディションはVOSフィニッシュでございます。その性質上のスリキズや汚れのクスミ具合が本体とマウントパーツにございますが、ダメージ具合はデリケートな範疇にとどめられてる印象なので各パーツの可動も良好ですよ。あと、ウエイトは事情通で玄人好みの4.1キログラム台ですよ。(約4.15kg)
【ネックコンディション】現状問題なし
【トラスロッド】余裕あり
【フレット残り】ほぼ減り無し
【12F上の弦高】6弦側:約1.7mm、1弦側:約1.5mm
【生産国】USA
【製造年】2019年製造開始、2020年完成出荷
【ケース】純正付属ブラウンLPハードケース
【付属品】ギブソンカスタム証明書、日本語簡易マニュアル、英文プレパック･チェックリスト、各種タグ、スイッチプレート
■商品ランク:A：美品。細かい傷あり
■シリアルナンバー:891045
■重量:4.15kg
■保証:12ヶ月
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