1958年のデビュー以来、今でも世界中のギタリストから愛され続けている『Flying V(フライングV)』。ギターに詳しくない人でも、一度は見たことあるであろうそのロックなボディシェイプがひとつの魅力でもあります。
こちらはナッシュビル工場製、いわゆる1975年からのマホガニーボディフライングVの最後期となります。ワイドピックガードにヘッド上部がより平らな通称しゃもじヘッド、ABR-1ブリッジというバージョン後期の仕様に加え、ノンボリュート仕様という新しい仕様が確認できる過渡期の1本です。
【ボディ】
全体重量は約3.3kg。ボディ材はマホガニー。おなじみのフライングVシェイプのシャープなボディはポラリスホワイトカラーでフィニッシュ、経年変化により雰囲気のあるイエローに変色しています。ウェザーチェック、ボディトップのステッカー跡、ボディバックのスタンド跡、打痕等キズ、パーツのくすみ等がみられ、ヴィンテージ楽器らしい素晴らしい雰囲気です。ピックアップカバーは外されピックアップリングを追加しています。サムナットを含むブリッジはヒストリックのABR-1に交換済み、Vシェイプの内側にストラップピンが追加されています。
【ネック】
ネック材はマホガニー。フィンガーボード材はローズウッド。ヘッドはボディ同様にホワイトカラーとなります。ウェザーチェック、経年による色やけ、使用によるネック裏の塗装剥げ等がみられ、ボディ同様に雰囲気の良いコンディションとなります。チューナーはオリジナルからシャーラー製M6スタイルに交換されています。巻き具合にそれほどバラつきはなくしっかりと機能します。ナットは当店にて交換済み、フレットは過去にいちど交換済みで、全体的に低めですがプレイアビリティは良好です。ナット幅43.0mm。幅広で比較的すっきりめのネックシェイプといえるでしょう。
【電装系】
コントロールは【3wayピックアップセレクター/フロント(ネック)ピックアップボリューム/リア(ブリッジ)ピックアップボリューム/マスタートーン】となります。ボリュームPOTは2つ交換済み、トーンPOTおよびキャパシターは当時のコンディションをキープしております。カバーは外されているのもののピックアップは通称ニューPAF(Tim Shaw Humbucker)を搭載しております。粘りのある心地よいミッド感が、ロックなドライヴセッティングにとてもよくマッチします。
付属品:Gibson専用ブラウンハードケース
Weight:3.3kg
Body Material:Mahogany
Neck Material/Scale Length:Mahogany 3 piece/624mm(24-1/2inch)
Bridge/Tail:Gibson ABR-1, chrome(replaced)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Rosewood/Pearloid dot/304.8mm(12inch)
Nut Width/Fret Width:43.0mm(replaced)/2.7mm(replaced),22F
Neck Thickness(1F/7F/12F):20.6mm/22.5mm/24.6mm
Capacitor:Ceramic Disc 50V
Pickup(Neck/Bridge):Gibson PU-490(Tim Shaw) Humbucker stamped with numbers(7.5kΩ/7.7kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通した計測となります
-------Heartman Vintage Guitarsは池部楽器店のヴィンテージ・ギター&ベースの専門店です-------
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