Provision Vintage Rosewood Limited STC-Alder Olympic White on 3Tone Sunburst Heavy Relic【ビンテージローズ】

¥550,000

约合人民币:¥28,179 元

  • 成品: 全新 价格包含日本国内运费
  • 状态:S
  • 附加描述: 2024年製白系

商品详情


商品の説明



※期間限定で48回までショッピングクレジットによる分割手数料が無金利となります。









2024年春頃に当店担当が山口県宇部市にてギター製作を行っているProvisionの工房現地に訪問し、木材選定をさせて頂きました。

今回の訪問時には特にこれといったオーダー内容は考えておらず、木材のストック次第で臨機応変にオーダー案を立ち上げようと考えておりましたが、2年程前から当社限定で使用していたビンテージローズの数が少なくなってきてしまったので、今回沢山オーダーをしてしまいました。



こちらのモデルを製作しようと考えた理由は、軽量なアルダー材が複数Provisionの工房に隠されていた事に起因します。

今回中々軽量な材が見つからなかったのですが、アーティストオーダー用に残していた軽量なアルダー材を特別に使用して良いとの許可を頂いたので、軽量且つ良質なアルダー材を選定させて頂きました。

その上、黒々とした上質な"少なくとも"70年以上前のローズウッド指板も残っていたので、ついオーダーしてしまいました。

ちなみにビンテージローズの年数が"少なくとも"と表記しているのも、木材の出どころで追える情報が70年前の材というだけで、木材の伐採等はまず間違いなく更に昔の年代に行われていると予想される事に起因しております。

ビンテージのストラトキャスターと同年代並みかそれ以上の古材を使用出来るという事もあり、私はビンテージサウンドを目指したストラトの製作を目指す事に致しました。





ビンテージローズウッドと通常のローズウッドとの違いがお気になる方もいらっしゃると思われますが、私個人の所感としましても明らかに異なるサウンドに仕上がっております。



通常のローズウッドですと、サウンドが籠るとは言いませんが、やはり高音域が少し強めに削られて、甘く聴き心地の良いサウンドになる傾向がございます。





一方今回採用したビンテージローズは、ローズらしい甘さを持ちながらも音に立体感が生まれた上に煌びやかさすらをも感じさせる自然な高音域を持つサウンドを持ちます。

また、ピッキングに対する音の立ち上がりも非常に優れており、下手なハカランダを使用するよりも圧倒的に良いサウンドに仕上がっているのが大きなポイントです。



決して耳に痛い硬質な高音域ではなく非常に耳触りのよい柔らかさを持つサウンドである為、クリーンでのサウンドメイクは勿論のことですが、リードサウンドでもメロウで色気のあるサウンドを創り上げる事が可能でございます。





ボディー材には、先述した通りProvisionがストックしている中でも特に軽量なアルダー材を選定させて頂きました。

総じて軽量なアルダーを選定致しましたが、こちらの個体は特別軽量なアルダー材として3.4kg前後に収まるであろう材をセレクトさせて頂きました。

※アーティストオーダー用ストック材から使用

その為、アルダーボディーのストラトとしては驚異的な3.40kgという重量に仕上がっております。





ネックには、ビンテージのストラトよろしくド板目のメイプルを選定致しました。

ただド板目の材を選定するのではなく、これまで私が触って来たビンテージギターの中で特に音が良いと感じた個体の殆どに当てはまる共通点である、"1弦側か6弦側のどちらか、またはその両方に導管が濃密に詰まっている板目"という特徴を持つ材をセレクト致しました。





次にネックシェイプ等に関してですが、こちらの個体のネックシェイプはビンテージストラト(1960~61製で太めのシェイプを誇る個体)を模したネックシェイプをネックサンプル採用しております。

太いネックの方が、ローミッド周辺の帯域にコシが出て立体感溢れるサウンドになる傾向が高くなるので、より芯のあるサウンドを目指し上記カスタムのFat Cシェイプを採用しました。





演奏性は現代でも通用する事を念頭に置いている為、指板ラディアスを9.5"にし、フレット数を22Fに致しました。

特にラディアスはビンテージ好きもテクニカルプレイヤーも共に違和感を覚えないであろう、ギリギリの塩梅として9.5"を採用致しました。











こういった拘りの積み重ねにより誕生した、当店のカスタムオーダーモデルを是非お試し下さい。





以下メーカー説明文です。





Provisionは本州の最西端にあるブランドで、山口県宇部市にて1988年より10人以下の少人数でギターの生産をし続けております。



元々Provisionは国内でも数少ない、フルオーダーの対応をしているギター工房です。(現在も受け付けております)

フルーオーダーは、ギタリストならば誰もが一度は憧れる夢の一つではありますが、ギターの製作側からしてみれば非常に厄介な案件です。

フルオーダーの特性上ギターの形状はユニークなものが多く、治具等といったギター製造に必要な型を1から作り上げる必要がございます。

しかもそれは1本の為に製作したものである為流用出来ず、その一度しか使う事がありません。



さらに、ギターの形状や木材のスペック、電装系等といった多様な要素の関係上サウンドは大きく変化します。

もしもプレイヤーが理想としているサウンドに予想通りなったとしたならばそれ以上に嬉しい事はありませんが、まずそのような事は起き得ません。

フルオーダーで理想のスペックを求める夢はあれど、プレイヤーの理想のサウンドとかけ離れたオーダー内容ならばメーカー側がアドバイスをし、その上で作りたいギターのブラッシュアップを行います。



こういった、厄介な案件が多いからこそ殆どのブランドはセミオーダーのみの対応となってしまうのですが、プレイヤー目線でプレイヤーの為にギターを製作する事を理念として掲げて来たProvisionはフルオーダーを創業開始以来受け続けてきました。



Provisonはそういった、人の夢を叶える為にギターを製造し続けた事で、職人の腕やノウハウ、経験は他ブランドの職人と比べても卓越した水準へと成長しました。

最高水準の技術を持ち、プレイヤー目線に寄り添ったアドバイスを的確に行う事が出来るProvisionだからこそ、山口県という、ギターメーカーとしては不利な立地でありながらも多くのプレイヤーに愛されてきました。



今でこそ知名度が高くなりましたが、彼らの理念や信念は今なお変わる事無く続いております。



それはフルオーダーモデルだけに限らず、セミオーダーやレギュラーラインに於いても全力を尽くし、プレイヤー目線の楽器を作り続けております。



数多の夢を叶え続けて来たProvisionが世に送り出すギターを是非一度お手に取って頂きたいです。


商品说明


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