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ギブソンを代表するラウンドショルダーボディ・ジャンボモデルのもうひとつの顔"J-50"。"1947年よりJ-45"のナチュラルカラーとしてラインナップされた人気モデル。有名ミュージシャンの使用も多数見られる実力派モデルです。本器は1963年製のVintage品。良い雰囲気の外観&グッドサウンドの1本。スプルーストップ、マホガニーサイド&バック、マホガニーネック、ハカランダ指板&ブリッジ、シングルライン3連クルーソンペグ、オリジナルナット、オリジナルセルロイドラージピックガード、ダブルリングロゼッタ、ノンスキャロップド・Xブレイシング、実測約42.5mmナット幅のレギュラーネック。アジャスタブルサドルはTUSQ製のモノに交換されています。60年から62年頃にかけてはネックの厚みが薄く、細やかなフレージングの取り回しが良いグリップ。そこから1965年にかけては厚みがじわじわと戻っていき、1965年の途中からはナローネック＆14度ヘッドと大きな変化を迎えます。本器はそんなレギュラーグリップ＆17度ヘッド仕様を持った63年製の個体。Late60’sと比較すると、よりオープンで明るいトーン、切れ味の鋭くレンジ感の広いサウンドが魅力となる時期です。グリップ感も薄すぎず、厚すぎずで手に馴染む塩梅。手の平でグリップを感じられる安心感があります。そして63年と64年頃に混在するプラスチックブリッジ。内部はくり抜きの中空構造となっており軽量、ボルトの３点留めとなっています。このブリッジ故にサウンドにも影響を与え、非常に軽快な立ち上がりとサウンド、オープンなトーン、キレの鋭さ。60年代の中でも一際個性的な響きを持っており、この仕様は一番軽やかに、サクサクとした手応えが心地良い感覚。重厚さとは真逆と言えますが、ウッドよりカッティングや手数の多いピッキングにマッチしやすく、唯一無二な響き。歌モノに合わせやすく、リズムを刻むにはもってこいのトーン。パーカッシブに刻みたくなる快活な１本です。細かな当てキズやびっしりと入ったウェザーチェックと貫禄の１本ですが、ノンクラックの極上美品。ネック周りの演奏性やロッド残り、ADJサドルの上下幅も充分と実用度の高いJ-50。レコーディングにも使えるであろうグッドサウンドの個体。是非ご検討下さい。
汎用ハードケースが付属します。
Condition:EX++
Top:Solid Spruce
Side:Mahogany
Back:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Jacaranda
Bridge:Jacaranda
Machine Head:Kluson 3-on-plate/Nickel
Fingerboard Inlay:Dots
Rosette:White&Black
Binding:White&Black
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:42.5mm
Scale:628.65mm
Case:Hard Case
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