世界的にもっとも高い評価を得ているブランドの一つであるコリングスギター。コリングスの高く保たれたその完成度は、プレイヤーがその楽器を手に持つだけで見惚れてしまう美しさを持ち、音を出せば納得する響きを放ちます。本器は、極上マテリアルで作られたハカランダモデル”OM3 Ba Jacaranda”。淡い杢目のトップとワイルド杢のS&Bのマッチングが美事な1本。トップには杢目が淡くゆらめく黄色味に褪色した目幅の狭い極上スプルースを、サイド&バックには濃淡鮮やかかつスパイダーグレインからワイルドな杢目まで様々な表情を魅せるハカランダを使用。ホンジュラスマホガニーネック、エボニー指板、エボニーブリッジ、ウェバリー彫金オープンバックペグ、ハカランダ天神板、アイボロイド指板&ボディバインディング、べっ甲柄ピックガード、アバロンロゼッタ、モザイクバックストリップ、トップ構造は戦前マーチンの問題点を考慮したオリジナルスキャロップブレイシング。コリングスカスタムモデルの中でもエキゾチックウッドS&Bモデル自体が流通少なく、またハカランダモデルは他社に比べても珍しいコリングス。肉厚でしっかりとしたレスポンスを持つ本器。明瞭ながら倍音感に溢れ、ソリッドな出音の印象を感じさせず、それでいてもたつくニュアンスを持たない理想的なOMサウンド。タッチに正確ながら、過敏な弾きにくさを感じさせず、艶やかで野太いロングトーンをしっかりと楽しませてくれます。30数年の経年を感じさせない極上コンディションの本器。若干の古傷やうっすらと見えるヘッド横のワインダー痕などは見られますが、オールラッカー期の個体としてはとてもキレイなコンディションを保っています。ネックまわりも言わずもがなのパーフェクトコンディション。弾きやすいアクションをしっかりと保っています。ボディ内ラベルは91年表記ですがシリアルの出荷レンジが92年になっています。1992年にはビルはコリングス工房をオースティン郊外へと拡張移転をするタイミングですので、その過渡期に製造されたのではないかと思われます。30数年前に製造されたとは思えない完成度で、当時からすでに完成度が高かったことが窺えるギター作りへの情熱が沸るカスタムモデル。経年の頃合いもちょうど良く、まさに狙い目なコリングスのトップモデルの1本。是非お見逃しないよう要チェックください。楽器の保管にはこの上なく最適なHoffee製カーボンハードケースが付属します。
Condition:EX+++
Top:Solid Spruce
Side:Solid Jacaranda
Back:Solid Jacaranda
Neck:Honduras Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Waverly/Gold
Fingerboard Inlay:none
Rosette:Abalone
Binding:Ivoroid
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:42.9mm
Scale:645mm
Case:Hoffee Hard Case
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