同じCustom Zシリーズの YSL-891Z は8インチベルとなっており、YSL-891Zよりもタイトな吹奏感でスピード感のあるサウンドが特長です。
調子:B♭
デュアルボア
イエローブラス・ゴールドラッカー仕上げ
ワンピースベル
共付け
ベルサイズ:190.4mm(7 1/2インチ)
ボアサイズ:12.29mm / 12.45mm
スライド外管:イエローブラス・先端洋白
内管:洋白
リードパイプ:交換式 (Z1 / Z2タイプ)
◎付属:マウスピース:SL-46C2S
ケース:SLC-891Z
ワンピースベルとは、別名 一枚取り とも呼ばれており、職人さんが大きな1枚の銀杏型の真鍮板を丸めて端と端を溶接し、ハンマーで叩いて成型されていく伝統的な工法です。
ベルを叩いて造ることで音の鳴りは変わっていき、音がスムーズに出せ遠達性に優れています。
板の厚みが先端に向かって薄くなっていることも一つの特徴です。
【共付け】
ヤマハトロンボーンの一枚取りベル加工法には、「カギ継き」と「共付け」の2種類の方法があります。
共に1枚のイチョウ型の金属板を丸めて接合し、手で叩いて成形する点は同じです(ハンドハンマリング加工)。
共付け:ベル部分を溶接により接合する方法です。
真鍮板を丸め接合部を互いに直接溶接します。異種材を用いていないためベル全体が均一な構造になります。
よって素直なレスポンスが得られ、ベル接合部は見えなくなります。
【新バランサー】
YSL-891Zと同様、『Z』をイメージした新規開発のバランサーを装備、
奏者の好みに応じて取り外しが容易なネジを採用しました。
【スタンダードなクリアランス】
スライドストッキング部分は、YSL-697Zで採用のタイトなクリアランスから、スタンダードなクリアランスに変更。
またスライドストッパーを大きめのものに変更し、更に第5支柱(スライド操作時に右手で持つ支柱)に削り出し部品を採用することで、YSL-697Zの特長であったタイトな吹奏感を継承しています。
【2種類のマウスパイプ】
Z1タイプ:全長146mm。広く緩やかなテーパーで全長は短め。レシーバーの内径を一部狭くすることで、程良い抵抗感を付与。
現代のビッグバンド奏者が求める優れたレスポンスとパワフルで力強いサウンドが特長。
特にリードトロンボーン奏者向き。
Z2タイプ:全長187mm。Z1に比べて全長は長めで、細く長いテーパーを持つ。ストレートでスムーズな吹奏感が特長。
暖かく色彩感のあるサウンドは、ミュージカルやスタジオワーク、クラシックなどに向く。
【ケース】
専用ケースには2ヶ所にハンドルとショルダーストラップを取り付け、持ち運びがしやすくなりました。
※店頭でも販売しているため、ご注文時に完売の場合がございます。万一欠品等で納期が遅れる場合は別途メールにてご案内致します。
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