神奈川県逗子市のオリジナルギター製作工房「Kz Guitar Works(ケイズギターワークス)」。
2007年から2010年にはQUEENのギタリストであるブライアン・メイ氏の愛器「レッド・スペシャル」のシグネイチャーモデルを手掛けており、オリジナルモデル「Kz One」,「Kz ST」を発表するなど、新しい時代のスタンダードを目指しているブランドです。
Kz TL Trad 22 2H5 - Indigo
本モデルはトラディショナルスタイルをKz Guitar Worksの解釈にて再構築したモデル。本器はそのトラディショナルスタイルの中のTLモデルとなります。
今回のコレクションを揃えるにあたり、Blue Guitarsの要素を少しだけ織り交ぜKz Tradの醍醐味とBlue Guitarsのカラーを体感頂けるようなコンセプトにて製作。
さて、本器Indigoカラーに採用したウッドスペックはホンジュラスマホガニーのボディとネック。インディアンローズウッドを指板に据えたKzならではの組み合わせ。それらを「RSジョイント」にて接合します。RSジョイントとはトップとバック両面から固定する方法。その上で、最適な長さ・深さを考慮し、ネックとボディの素材としての鳴りを最大限に発揮するジョイント方法として発展開発した工法を採用します。
合わせるピックアップはKzオリジナルのClassic Humbuckerセット。サウンドは実にクリーミーで、ヌケの良さはありつつもホンジュラスマホガニーの柔和で粘りのある甘いトーンを持ち合わせています。各弦の分離感の良さも特徴の一つで、タッチ、アタックの変化に機敏に反応します。本器は5ポジションのスイッチを採用。通常のフルサイズハムバッカーサウンドに加えてオートタップを加えたコントロールとなっています。
本器のウェイトは3.915kgと少々ヘビーなTLモデルとなりました。ウッドマテリアルとこの重量でお察しいただけます通り、生鳴りではLPモデルのような濃厚な中低域が味わえ、前述通りの特徴が身体に伝わります。
本器に採用したカラーリングは「Indigo」。シンラッカーにてフィニッシュされており、表面を7部艶程度にて留めています。完全な艶ではないが故に奥ゆかしさと柔らかさがこの色から感じられます。比較的薄く仕上げられたこのシンラッカーはウッドの鳴りを損なうことなく、「Trad」の要素を強く印象付けてくれます。
ぜひご検討くださいませ。
Body : Honduras Mahogany
Neck : Honduras Mahogany
Finger Board : Indian Rosewood
Nut : Bone
Machineheads : GOTOH SG381 MG-T
Bridge : GOTOH 510T-SF1
Pickups : Kz Classic Humbucker set
Control : 1Vol, 1Tone, 5way Selector
Color : Indigo
Hard Ware : Chrome / Nickel
Weight : 3.915kg
Case : Original Gig Bag
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