1959年にGibsonシンラインモデルES-335TDのバリエーションモデルとして登場した『ES-345TD』。ステレオ仕様や独特のトーン回路等少しクセのある仕様ながら、ブルースからロックンロール、プログレッシヴと幅広いジャンルでギタリストに愛用され続ける人気モデルです。
今回入荷は、マホガニー1ピースネック期の1969年頃生産、パーツデイトより1970年出荷の1本と判断しております。
【ボディ】
全体重量は約4.0kg。ボディ材はメイプルのセミホロー構造。この時期独特の「Iced Tea」と呼ばれる美しいサンバーストカラーが目を惹きます。ボディ全体にウェザーチェック、細かな打痕、少々のベルトバックル跡、金属パーツのくすみはみられますが、比較的きれいなコンディションをキープしております。ブリッジは少し後年のABR-1に交換、ブリッジスタッドはナッシュビルスタイルに交換済みとなります。
【ネック】
ネック材はスモールボリュートのみられる1ピースマホガニー、「MADE IN U.S.A.」の刻印はまだみられない時期です。フィンガーボード材はローズウッド。経年によるネックジョイントの浮きはいちどリセットし修正済み、その際にネック裏はオーバースプレーが施されています。ヘッドトップのインレイまわりのウェザーチェック、ヘッド裏上部の塗装剥げ等がみられますが、ボディ同様比較的きれいなコンディションといえるでしょう。チューナーはシャーラー製M6スタイルに交換済み、巻き具合のそれほどバラつきはなくしっかりと機能します。フレット/ナットはいちど交換済みで、プレイアビリティは良好です。ナット幅40.2mm。比較的幅の狭いナット幅ながら、がっしりとしたネックシェイプが特徴です。
【電装系】
コントロールはES-345シリーズおなじみの【3wayピックアップセレクター/2ボリューム/2トーン/6wayバリトーンコントロール】。当店にて使いやすいモノラル配線に変更しています。ピックアップは当時のステッカードTトップを2基そのままキープ。モノラル仕様変更の際に磁極入れ替えのためブリッジピックアップカバーはいちど外されています。その他傷んでいた配線材は交換済みとなります。ES-345の見た目そのままにES-335と同様の使いやすさを実現しているのは嬉しいところ。パワー感がしっかりあるパリッとしたオールドESサウンドをお楽しみいただけます。
付属ケース:Gibsonイエローインナーブラックハードケース(取っ手交換)
Weight:4.0kg
Body Material(Top/Rim/Back):Laminate Maple 1 piece/Laminate Maple/Laminate Maple 1 piece
Neck Material/Scale length:Mahogany 1 piece w/volute/624mm(24-3/4inch)
Bridge/Tail:Gibson ABR-1, Gold(replaced)/Gibson Trapeze Tailpiece w/raised diamond, Gold
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Rosewood w/Single piy binding/Pearloid Double Parallelogram/304.8mm(12inch)
Nut Width/Fret Size(Width):40.2mm(replaced)/2.5mm(replaced),22 Fret
Neck Thickness(1F/7F/12F):22.3mm/25.4mm/27.6mm
Pickup(Neck/Bridge):Gibson PU-490 Stickered Numbered Humbucker, Gold Cover(8.6kΩ/8.1kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通しての計測となります
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