Gibson LG-2 / 1940年代
Gibson「LG-2」のヴィンテージが入荷しました。1940年代製です。
ヘッドのロゴ、ピックガード、ブリッジの形状などの仕様から42〜40年代中期のモデルだと思われます。
いわゆるバナーロゴと呼ばれる時代のものです。
1942年にロバートジョンソンの使用で有名なLシリーズの後継として発売されたLG-2 、LGはリトルギターの略です。
このLシリーズから続くLGシリーズは廉価モデルのLG-1など、いくつかのモデルがラインナップされ、は元々廉価シリーズでありながらロバートジョンソンの影響で現在でもリイシューモデルが発売されるなどの人気モデルとなりました。
そしてヴィンテージ市場だと60年代のモデルはしばしば見かけますが40年代のものはあまり見かけませんね。
スプルーストップのマホガニーサイド、バックというギブソン定番の材に、ブレイシングがXブレーシングと言われるギブソンアコースティックギターではスタンダードなブレイシングを採用。
廉価モデルのLG-1はこのブレーシングをシンプルなラダーブレーシングを採用し価格を抑えたモデルです。
一般的にはラダーブレーシング=鳴らない、Xブレーシング=鳴る、みたいな認識のようですが比べたことがないので何とも言えません。
おそらくですがそんな単純なものでなくどちらにも良いところはあると思うのですが、一度比べてみたいですね。
そして見た目では判別できないので何とも言えませんがこの年代なので指板は恐らくハカランダでしょうか。
このギターは豊かな鳴りや煌びやかな響き、といったところからはまさに対極にいる泥臭い、イナたいギター、という形容詞がちょうどいいような気がします。
現在はこのサイズのギブソンアコースティックギターはブルースキングというモデルが引き継いでおります。
そうです、当時、廉価モデルを金のないブルースマンは手に入れ、労働の合間につま弾いていたのです、カントリーブルースを。
抑圧された魂や、日々のうっ憤を歌にして素朴な音色で奏でるギターは当然リッチな音色やふくよかな鳴りなどで例えられる音色の訳がありません。
そもそもこのギターは何かと比較するものではありません、このギターでしか出せない音があります。
ペグが交換されていたり、色々修理はされていますが現状ではコンディションも良く、抱えてつま弾いた瞬間に戦後間もない混乱期にタイプスリップしてしまうような一本です。
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基本メンテナンス・クリーニング済の商品ですので、すぐに演奏していただけるコンディションとなっております!
【外観の状態】キズや打痕のある外観です。
【12F上での弦高】現状、1弦側:約3.1mm、6弦側:約3.1mm
【トラスロッド】余裕あり
【フレットの状態】約5分山残り ※ビビりや音詰まりなどなくグッドコンディションです!
【ナット幅】実測約 44.5 mm
■注意事項
・掲載内容は出品時点でのコンディションです。時季・経年変化により若干の変動がある場合がございます。
・付属品は、出品ページに記載されている品のみとなります。
・「オリジナル」「換装品」「改造品」等の明記がない場合、仕様・状態に関しまして、当店では断定をいたしかねます。
・その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
English-speaking staff available. Please feel free to contact us on E-mail.
■■■【詳細画像あります】■■■
下記URLにてアップしきれなかった画像がございますので、是非ご確認下さい!
https://drive.google.com/drive/folders/1BBfZ9pe2Oa8e4pESOiSj2zbpNbYN_Jo-?usp=drive_link
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