サンスクリット語の「クシャナ (kṣaṇa)」は、仏教で「刹那」と音訳される言葉で、極めて短い時間、つまり「瞬間」を意味します。
本機は一般的なエフェクターとしてのドライブ・ペダルとは言えず、プリアンプと呼ぶのもいま一つしっくりこない、というなんとも説明し辛い商品です…。
「これはドライブ&パワーアンプ駆動できるプリアンプ&DI。
「アコースティックドライブ」のFumi Soundの極み。
ずーーっと向き合ってきたエレキにおけるアコースティックの一つの私の答えです。
キャラクターに囚われず、がっつりと鳴らしてみて欲しい!!」
製作者の言葉ですが、この説明も「?」とお感じなる方が殆どでしょう。
店頭でデモ機に触れても、伝わらないケースも多いのかな?と思ったので、このテキストを書いています。
本機ですが、基本的には「楽器とパワーアンプの間にこれ一台」で利用するアイテムだと思います。そういう意味では正しく歪み付のプリアンプです。しかしもう少し観念的な意味があるように思うのです。つまり「刹那」ですね。
ピッキングの瞬間としての「刹那」。弦振動を止めた瞬間の「刹那」。指先に力を込めたときの「刹那」。「イイ音出すぜ!」って思った瞬間としての「刹那」。そんな刹那な瞬間瞬間を駆動させる変換デバイスが本機「クシャナ・ドライブ」と定義すると、この機材を理解しやすいように思います。
「エレキにおけるアコースティック」とはそういう意味だと解釈しています。
だからドライブ部分のバイパス・スイッチが無かったり、よくあるアレが無かったり、こういう切替スイッチがあったらいいのにな、が無かったりします。刹那変換デバイスですので。
是非そういうマインドでこの機材と対峙してみて下さい。
Fumi Sound の想いがご理解いただけるかもしれません。
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