90年代半ばの製造と思われる、プリンセスプリンセス 中山加奈子 シグネチャー・モデルです。
80年代半ばからのバンドの大成功を経て、1990年のグレコのカタログの表紙は中山さんと渡辺さんでした。バンドブームそのものを牽引していた大スターだった訳です。90年頃から中山加奈子 シグネチャーは存在しますが、それはギブソン・ヘッドのSG型、SSモデル のバリーションといった仕様でした。ヘッドデザインも専用の本機のデザインになるのはもう少し後のことで、94年のカタログに登場します。バンドの解散の96年までラインナップしていました。そういう意味でも PRINCESS2 KANAKO MODEL として本機は完成形のモデルと言えましょう。
楽器は傷の目立つ黒という塗装と年式を考慮すればまずまずの美品で、各部調整機能もきちんと機能する良個体です。
また、SG型にしても非常に軽量なのも特徴で、取り回しに非常に優れています。カバーまで黒い "SCREAMIN-KN" という専用ピックアップなのもポイントでしょう。
テイルピースのスタッドが安定感のあるものに、ストラップピンが落ちにくいものに、それぞれ交換されています。
ソフトケース付属。
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