サウンドメッセ出展品の中からg7-335のご紹介です。
狙い定めた年式のリイシューというわけではなく、ヴィンテージ期のスペックを基としながらもg7の考える最適解を求めた本シリーズ。
その中でも本機は1960年代前半頃を踏襲したスタイルで製作いたしました。
まず重要なのはセンターブロックです。
PU部分に余計な横ザグリを設けずに、かつブロック自体が大き過ぎない(幅の広過ぎない)スタイルとなります。
これは1960年頃のサイズ感に最も近く、基本的にはソリッド感に長けた構造でありながらも、箱鳴り感も存分に体感いただけるベストなバランスと考えています。
ボディー材の合板はメイプル+スプルースの3プライ構造ですが、使用するメイプルにはフィギュアドハードメイプルのみを使用しています。
見た目の美しさは勿論の事、サウンド面においてもブライトかつパーカッシブなレスポンスを提供してくれます。
ネックにはホンジュラスマホガニーを、指板にはマダガスカルローズウッドを採用しました。
特に本機に使用しているマダガスカルローズは色濃く引き締まった素晴らしい材をチョイス出来ており、サウンド面においてもルックス面においてもポジティブな印象を与えてくれますね。
カラーはややダークな印象を持たせたチェリーで彩りました。
派手なチェッキングと軽めの傷を与えたエイジングを施し、うっすらと浮かび上がるトラ杢と併せて抜群の雰囲気を感じ取っていただけるのではないでしょうか。
その他でも2コブのクルーソンペグ、ミニブロックポジション、ラージピックガードと、1962年頃のビジュアルイメージで纏まっています。
50年代の335ではなく、敢えてこの時代の335にこそロマンを感じる方も少なくないのではないでしょうか。
そして肝心のサウンドですが、本機の第一印象としましては甘美なテンション感が挙げられます。
テンション感というと弦の柔らかさ、つまり弾き易さといったところをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、重要なのはそこだけではありません。
艶と枯れを内包しながらも、このテンション感ならではの甘くうねるトーン。
鳴っていたとしても直線的で素直過ぎるトーンでは飽きも早いですが、本機から聴いて取れる泥臭さ、甘さ、煌めき、ふくよかさといった要素は正に古き良き米国を想起させてくれます。
良い意味での"いなたさ"を存分に味わっていただける鳴り感かと思います。
その上でブライトかつ、適度にクリスプなレスポンスフィールも併せ持っており、反応の鈍さや抜けの悪さといったものも皆無です。レンジの広さや弦の分離感も、極上の名に相応しい仕上がりとなっております。
クリーンサウンドでありながら良い意味でクリーン過ぎずに、しかし芳醇な甘さも備えたトーンは、ついつい手数を少なく、一音一音を噛み締めて弾きたくなるような魅力を感じます。
生粋のハムバッカープレイヤーは勿論ですが、実は他のシングルコイルプレイヤーにも広く愛される335サウンド。その裾野の広い独特の魅力も、本機を通じて実感していただけるものと思います。
本当に素晴らしいセミアコをお探しの方は是非一度お手に取って、厳しい目と耳でお確かめください。
お問い合わせをお待ちしております。
Body : Plywood(Figured Hardrock Maple & Spruce)
Neck : Honduras Mahogany 1P / Long Tennon
Grip : Custom Smooth FAT C
Fingerboard : Madagascar Rosewood / 305R
Fret : 214H NS / 22f
Nut : Delrin
Machine Head : Kluson
Pickups : g7-HB #7
Control : 2Vol , 2Tone , 1Toggle
Capacitor : Bumblebee Replica
Brides : Guardian T.O.M
Pickguard : Vintage Large Style
Color : Cherry / Lacquer
Finish : Aged
Weight : 3.89kg
Accessories : Hard Case
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