同じくクラシック・フラメンコギターの製作家である"田村満"氏を兄弟に持ち、良質な日本製クラシックギターとして人気を博した名工"田村廣"氏。本器は氏の晩年の作品”No.10”。1979年製。松単板表板、ローズウッド側&裏板、ローズウッド指板&駒、弦長655mm。ふくよかで温かみのある響き。低音に深みがあり撥弦への反応も良く細やかなフレーズへの追従も充分。表面的な当てキズや擦りキズなどの使用感こそ窺えるものの、板の割れなど致命的なものは見られません。ネック裏の塗装も経年によるウェザーチェックがありますが極端な板・棹の動きも出ておりません。製作時の設計により弦高を低く設定するのは難しい作りですが、これからも十分使える1本です。良質な国産手工ギターとしてはお手頃なお値段も魅力。古いものですが、これから始める方や練習用のサブギターとしてもオススメです。汎用ハードケースが付属します。
Condition:EX
Top:Solid Spruce
Side:Solid Rosewood
Back:Solid Rosewood
Neck:Cedar
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Machine Head:Gold
Fingerboard Inlay:none
Binding:Wood
Pick Guard:none
Pick up:None
Nut width:52mm
Scale:655mm
Case:Hard Case
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