今までにこちらのベースを見かけたことのある方も少ないかと思います。
1960年代後半から1970年代前半という限られた時期にアメリカで約3,000本のみしか製作されなかったMicrofrets、今回はその中のSignature Bassが入荷しました。
ビザールのカテゴリーに分類されるアイテムかと思いますが大雑把な作りではなく、アイデアの詰まった独特な仕様とスタイルを兼ね備えた非常に高いポテンシャルを持っています。
Grand Funk RailroadのMark Farnerの愛機として知られていますが、実際に触れたことがある方は極めて少ないのではないでしょうか。
ダブルカッタウェイのオリジナルシェイプのボディで材は不明ですがボディ内部に空洞があるのでチェンバード加工がされています(というより、セミアコの様な作りが近いかもしれません。)。
ネックはメイプル、指板はローズウッドで、4点止めボルトオンジョイント。(外観的にはジョイントプレート5点止めになっていますが、1点はダミー。)
ポジションマークはダブル・ドット・インレイ仕様でこれまでに見かけなかったデザインです。
ナットはMICRO-FRETS最大の特長でもあり、ブランド名の由来ともなっている、MICRO-NUT / マイクロナットが採用されています。ナット部分で各弦ごとに調整が出来るという画期的な構造を持っているのが特徴です。
36ピースで構成されており、どうやら特許も取得していた様子。
.マイクロ・ナットは、ナットと12フレット間の長さが固定されているために生じるハーモニーの不正確さを修正するために、サドルだけでなくナットでも弦長を調整できるようにしたかったことが狙いの様です。
テンションバー、装飾カバー(MICRO-FRETSロゴ刻印入り)付で、ロッドカバーのように見えますが、実際には装飾用のカバーで、ロッド調整口はネックエンドにあります。
ネックはナット幅約40mm、薄めのシェイプのCシェイプで、細身でとても弾きやすいネックです。スケールはロングスケールですが、弦はスーパーロング用が必要になります。
ペグはSharller、ピックアップにはオリジナルのシングルタイプを2基搭載。
コントロールは1Vol、1Toneに、ピックアップセレクターと、トーンシフトスイッチとこの時代では少し珍しいスペックです。
肝心のサウンドは非常に豊かな鳴りをしており、軽いエア感とウォームさを伴ったローミッドの心地良い成分がしっかり押し出されます。
トーンシフトスイッチ(シリパラスイッチ?)の加減で出力も変わり、たおやかなサウンドからガツッとした出力の強い音までカバーできるため、見た目に反して全ジャンル対応型のスペックの高い楽器の印象です。
スラップには向きません。
状態としては年式相応で、トラスロッドの締め込み、フレットの摩耗はありますが、実演奏上問題のない状況です。
元々弦高が大きく下がるような作りはしていないので、現代の平均的なセッティングよりは少し高めに感じるかもしれません。
確認され得る限り変更点はなく、オリジナルをキープしています。
是非お試しください。
重量: 約3.3kg
当社中古保証、HardCase付属
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