当店特別企画モデルが始動!!
その名も、"ギターヒーローズコレクション"です!
往年のギターヒーローが愛用してきた名機をモチーフとしたルックスに、名演や名盤のサウンドを再現するべく深野社長自身の手で一つ一つハンドワウンドで製作されたカスタムのピックアップ搭載のこの世に二つとない唯一無二のモデルでございます。
所謂F社の公式シグネイチャーモデルの再現ではない為、レリックの位置等は再現をせずに、"〇〇っぽい"程度の再現に留めています。
当モデルの中核となるコンセプトは、アーティストが奏でてきたサウンドの再現にあるので、サウンド重視でギターを選ばれる方や、アーティスト好きの方は是非一度お試し頂きたいギターでございます。
演奏性等は現代での演奏に耐えうるギターにするべく、ビンテージそのものではなくラディアスやフレット回りは現代的な仕様にアップデートしている為、質実剛健で実用的なギターに仕上がりました。
また、今回のコンセプトシリーズを製作するにあたって、木材選定をFreedomの工房現地にて行いました。
サウンドに拘りたかった為、フリーダムがストックしている良質なハカランダの中からサウンドとルックス共に一級品の材を選定し、ボディー材も叩いた時の響き方と重量を考慮して全数選定致しました。
また、ネック材にはビンテージのストラトと同じくど板目のハードメイプルを使用しました。
【Guitar Hero's Collection First Model】
当シリーズ記念すべき第一弾モデルは、Gary Mooreが所持していたFiesta Redの1961年製ストラトをモチーフに製作しております。
当モデルが記念すべき第一弾モデルに起用されたのは、一重に私がGaryの事が好きである為でございます。
今回は、ゲイリー・ムーアの楽曲の中でも煌びやかさと色っぽさが同居したサウンドが楽しめる"Always Gonna Love You"の音源を基に深野社長が一つ一つのピックアップを手巻きで製作し、サウンドを再現してくださりました。
【木材】
指板材のハカランダに関しては、フリーダムがストックしていた秘蔵のハカランダをさらに選定しました。選定基準は、真っ黒でサウンド特性に優れた個体である事が絶対条件でした。ストックの木材を1枚1枚叩き鳴りを確認し、硬質で金属のようなサウンドを持つ個体を選択しました。
アルダー材はあえて軽量な材ではなく、約3.5kg前後になるであろう材を選定しております。あまりにも軽量すぎる個体は、低音やローミッド周辺の鳴りが弱くなりサウンドが軽くなってしまう事があり、重すぎる個体はローが前に出過ぎてバランスが崩れる事が多いです。そこで、私が今までストラトを触ってきた中で好みの個体が多かった3.3~3.5kgの間に収まるアルダー材を選択しました。
【ネック】
今回のモデルはフリーダムオリジナルヘッドではなく、Fenderヘッドを採用しております。
ネックシェイプを60's Uに、指板ラディアスを254R、22フレットでフリーダムオリジナルステンレスフレットWarm 07を採用した理由は、演奏性とサウンドの両方を獲得する為です。
ネックの太さはサウンドに大きく影響を与え、細すぎるネックはサウンドにコシがなくなり、ストラトとしての美味しい部分がなくなる事が多いです。しかし太すぎても演奏性に支障をきたします。
そこで今回は、しっかりしたグリップ感ながらもサウンドにコシがしっかりと出る60's Uを選択しました。
フレットをステンレスにしたのは滑らかなチョーキングやビブラートを得る為ですが、ステンレス臭さが出てしまえば折角のストラトの良さが半減してしまいます。
そこで、硬度や演奏性の高さはステンレスのままですがサウンドはニッケルそのもののWarmを選択しました。
【塗装】
こちらの個体のカラーやレリックパターンは、Gary Mooreのストラトと言えば……と問われたら真っ先に出てくるかの有名なFiesta Redのストラトをモチーフにした色合いとレリックをフリーダムさんにお願いしております。
レリックパターンまでもを全く同じものにしてしまうと、色々と問題が出てきてしまうので、微妙にレリックを変化させておりますが、ゲイリームーアが持つストラトそっくりなルックスに仕上がっております。
特に個人的な拘りは、色味でございます。
フェスタレッドと一重に言えども、微妙な色味の違いで印象は大きく変わってしまいますが、こちらの個体はゲイリーがライブ中に持っている時のカラーに近い、"赤味が強いフェスタ"を指定しております。
当個体は、ビンテージのFiesta Redらしい色味になる様に、色ムラを意図的に作り出しております。
特にクリアコートがはがれやすいエルボーの部分は濃い赤色をしている為、経年変化で焼けたクリアコートを通した色味と、赤の塗料の色味との差が絶妙に再現されております。
この色ムラが本当にカッコいいので、是非画像でもご確認頂きたく思います。
そして、ルックス的な理由も含まれますが生鳴りをよりよくする為にボディーもラッカー塗装にしてレリックを施しております。
狙い通り、完成したこちらの個体の鳴りは凄まじいものとなりました。
大音量で音楽が流れる店頭でも、圧倒的な生鳴りにより全く埋もれないほどでした。
【電装系】
今回は、ギターヒーローコレクションシリーズの製作という事もあり、先述の通りGary MooreのAlways Gonna Love Youのサウンドを再現したカスタムピックアップを深野社長にハンドワウンドで製作頂きました。
通常のFreedomのVintage STと比べても、圧倒的に倍音感に富んだサウンドである上に煌びやかでギャリンとした高音域の輝きを併せ持つ極上のサウンドに仕上がっております。
オーダー当初は、Fender FestivalでGaryが演奏したLittle Wingのサウンドをベースにする方向で話していたのですが、クリアでセンシティブなサウンドとゲイリーらしいねっとりとしたゲインサウンドを共に楽しめる夜明けの誓い(Always Gonna...)を再現する方向で意見が一致致しました。
国内ブランドでも最高峰の腕を持つフリーダムであるからこそ製作が出来たこのカスタムオーダーのストラトは、海外のどんなメーカーと比べても全く引けを取らない最高の個体となりました。
最初に記載した通り、コスト・値段度外視のオーダーであった為金額は決して安くはありません。むしろ国産ギターの中でも高額な部類に入ってしまいます。
しかし、値段による妥協を一切せず"最高のギター"を追求した結果、これ以上ない程最高のギターが完成しました。
最高のストラトを探し求めている方は一度ご検討下さい。
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