日本一のネック職人と名高い信州の名工"百瀬 恭夫"氏が監修し、長野県松本市にある飛鳥工場で選抜された少数精鋭部隊によって製作されるmomoseギター/ベース。ビンテージギターの持つ基本構造や理念を継承しつつ、サウンドの向上に影響する要素は積極的に取り入れ、更に現在のプレイスタイルに応じたアレンジが加えられた温故知新ブランドです。
今回、ご紹介するのはサウンドメッセ2025開催にあたり、製作されたワタナベ楽器店スペシャルオーダーモデル。
弊社momoseギター/ベース担当者が工場へ出向き、精鋭ビルダーとタッグを組み、ディスカッションを重ねて製作にこぎつけた珠玉の1本です。
トラディショナルなベーススタイルが人気のモモセとしては異色のルックスのMODERN VIRTUOSOシリーズ「MJ24-605MV」を基にしたスペックにカスタムを施した本機。レギュラーモデルながら選び抜かれた柾目のハードメイプルネックを使用している意欲作です。
担当が現地選定に向かった際に、マスタービルダー秘蔵の5Aグレードのフレイムトチをご提案頂き、そのままこのベースのトップに採用した奇跡の一本。
もちろんヘッドトップにも同様の共材を使用しておりますので、ヘッドからボディエンドまでどこをみても惹きつけられる魅力が詰まった1本に仕上がっております。
今回のオーダーにあたり、カラーにも拘らせていただきました。
選定した5Aグレードの最上級の杢目がより引き立つように、オレンジ~パープルへと美しく変化するバーチカルグラデーションカラーをチョイス。
まるで一点物のアートピースのような存在感を放ちステージでもひと際目をひく仕上がりで見る者すべてを魅了する圧巻の美しさです。
アルダーバック、インディアンローズウッド指板、5連ヘッドの24フレット仕様。
ボディエッジに丸みのある面取り加工を施すことにより、スリムになりがちな24F構造でありながらもトラディショナルな雰囲気を残しています。
またジョイントプレートを落とし込みにすることでジャズベースでありながらハイポジションのフィンガリングも容易に出来、高い演奏性を実現。また接合面積を広くとる「ラージジョイント」を採用することにより、適度に太く、トラディショナルなJBスタイルのベースに近いキャラクターのトーンを実現しています。
質量のあるGOTOH製ブリッジなどVintageシリーズに比べると現代的なアレンジが採用されています。5弦モデルは裏通しも可能で、メーカーセッティングで3、4、5弦を裏通しにして、低音弦側のテンション感を保持しています。
カスタムスペックとしてオリジナルのデュアルコイル・ハムバッカー「Bacchus DBP58」を使用し低域の厚みと突き抜けるようなパワーを兼ね備えた重厚なサウンドを叩き出します。
ナチュラルな音質を持つプリアンプAguilar OBP-3による3バンドEQ、アクティブ・パッシブの切り替えSW、ミッド・フリーケンシー切替スイッチにより幅広い音作りが可能です。
現地オーダーだからこそ実現できたプレミアムモデル。
年に一度のShow Modelにふさわしい仕上がりとなりました。
是非、お試しください。
-SPEC-
■Body:Selected 5A Flame Tochi(TOP) / Alder 2P(Back)
■Neck:Quarter Sawn Maple
■Fingerboard:Indian Rosewood
■Nut:Oiled Bone
■Bridge:GOTOH 404BO-5
■Machineheads:GOTOH GB11W
■Fret:Jescar FW9662-NS
■Pickups:Bacchus DBP58 Set
■Preamp : Aguilar OBP-3
■Controls:Vol(P/P Preamp ON/OFF)/Bal/Treble・Bass/Mid/Mini SW(Mid Frequency)
■Scale:864mm(34inch)
■Width at Nut:46.0mm
■Fingerboard Radius:400R
■Finish:Top Lacquer
■Weight:4.350 kg
JAN:
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