元々は1942年に発売されたJ-45のナチュラルフィニッシュ・バージョンとして1945年に登場したJ-50。ボブディラン、ジェイムス・テイラー等の歴代アーティストによる使用によって、サンバーストのJ-45と同様に今でも非常に人気のあるモデルです。
こちらは希少な1950年製。特徴であるテーパー加工されたヘッドにスキャロップブレーシング、ロングサドルなど、残念ながらオリジナルのスモールガードはラージタイプに交換されておりますが、この年代特有の仕様を擁した1本となります。
スプルース材トップ、マホガニー材サイド&バック、マホガニー材ネック、ハカランダ材指板&ブリッジ、628mmスケール、約42.5mmナット、Kluson 3 per sideチューナーのスペック。
スキャロップブレーシングらしい反応良く繊細なタッチでも気持ち良く鳴ってくれる個体。カラッと乾いた音像で音抜けも良く、ボディ全体で反応してくれます。暴れ過ぎないまとまった低音感と芯の強い野太さを合わせ持っており、ヴィンテージ特有のレスポンスの良さと鳴らしやすさを持ち合わせているのがこの個体の魅力だと思います。
ピックガードはラージガードに交換されており、クルーソンの3連ペグもこの年代のオリジナルでは、少し後の時代の1列刻印タイプのものが装着されております。サウンドホールの縁に一か所、ピックガードの裏に一か所ずつクラックの修繕がありパッチ修正されています。塗装はバック面とネックがオーバーラッカー済み。ネックはストレートで弦高は2.5mm/2.1mmのセッティング、トラスロッドにも余裕があり、プレイアビリティはとても良い状態です。
スキャロップ期特有の反応の良さと、枯れたヴィンテージの鳴りが楽しめる個体です。
TOP:Spruce
SIDE&BACK:Mahogany
NECK:Mahogany
FINGERBOARD:Rosewood
BRIDGE:Rosewood
NUT:42.5mm
SCALE:628mm
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