1943年に誕生した「サザンジャンボ」は、J-45と共にラウンドショルダー・アコースティックギターの代表モデルです。
J-45の上位機種と言われる所以は、装飾や材がグレードアップしていることが挙げられます。
ヘッドのクラウンインレイ、Body/NECKバインディング、指板上のダブルパラレログラムがそれにあたります。
サザンジャンボの「Southern（サザン）」は「南・南部の」という意味で、もともと南部音楽（サザンミュージック）に由来しています。
アメリカ南部は、南北戦争・奴隷解放宣言を経験しながらも、白人と黒人とが互いに音楽を盛んにしていきました。
南部発祥の音楽、南部出身のミュージシャンは多いのです。
当時はディキシーランド・ジャズなどで「バンジョー」が良く使われていました。※ディキシー（Dixie）とは、アメリカ南部諸州のことを指します。
多くのバンジョーで豪華な装飾が施されていることもあり、サザンジャンボというギターが彼ら向けに発売されたのです。
USA、モンタナ工場製、新品、正規輸入品です。
オール単板のラウンドショルダーボディは、Topにシトカ・スプルースを、Side/Backにはマホガニーを使用。
スキャロップドXブレーシング、ニトロセルロース・ラッカーフィニッシュ（グロス）はお馴染みの仕様です。
ラージピックガードを装着し、ピックアップにはL.R.BaggsのElement VTCを採用し、サウンドホールエッジ部でVolume/Toneコントロールが可能です。
24.75"のギブソンスケールNeckはマホガニーで、ローズウッド指板を貼っています。Neckグリップはとっつきやすいスリムテーパー。
ペグはオープンバックのGrover製を装着。
腰のある歯切れの良いラウドなサウンドで、ライブでも活躍してくれるでしょう！
※ラッカー仕上げ特有の塗膜の凹凸や、ヘアラインやバズマークといった研磨痕が生じている場合がございます。いずれもハンドメイドが故のもので、製品・演奏上の問題はございません。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
※画像はサンプルです。杢目は1本1本異なります。仕様は予告なく変更される場合がございますので、予めご了承くださいませ。
■付属品：ハードケース、ストラップピン、クロス、ピックケース、Gibsonユーザー登録カード
主な仕様
Body Shape | J-45
Top | Sitka spruce
Back | Mahogany
Side | Mahogany
Bracing | Traditional hand scalloped X-bracing
Binding | Multi-ply top, multi-ply back
Finish | Nitrocellulose
Neck Material | Mahogany
Profile | Slim Taper
Scale Length | 24.75" / 628.65mm
Fingerboard Material | Rosewood
Fingerboard Radius | 12"
Number Of Frets | 20
Frets | Standard
Nut Material | Bone
Nut Width | 1.72" / 43.81mm
Inlays | Mother-of-pearl Parallelograms
Joint | Compound Dovetail Neck-to-body
Tuner Plating | Nickel
Bridge | Traditional belly up, holes in middle
Saddle Material | Bone
Tuning Machines | Open Back
Pickguard | 50's, Tortoise
Truss Rod Cover | Black and White
Bridge Pins | Tusq
Under Saddle Pickup | LR Baggs VTC
Controls | Volume and Tone controls
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