Hsiu Guitar Workshop
Hsiu(シュウ)は台湾の高雄にて製作される個人工房。ビルダーの明(ミン)とアシスタントの2人体制で現在は製作とリペアを手掛けています。台湾の中でも業界の中で定評のあるクオリティを誇り、明というビルダーに対し多くのファンが付いているマニアックなブランド。大手ブランドのヴィンテージライクに近く、そこからの追究と造形に対する拘りが見て取れ、自身の思う使いやすい楽器に対しても要所要所でこだわりを感じます。単純なレトロモダンとはまた違った視点で製作がなされます。
Type S "Medium Aging" Mary Kaye Blonde #016
総重量3.337kgのライトウェイトなアッシュボディに1ピースメイプルネック&指板。
ホワイトブロンドにゴールドパーツのいわゆるMary Kayeスタイル。
Medium に施されたエイジングは、細かく入った塗膜のクラックや剥がれ等ハードに使い込まれた風貌です。
ボディの塗装は本来のヴィンテージさながらに、硬さのあるラッカーが吹かれています。
ネックの塗装は一度グロッシーに仕上げた後で、大胆にはがされています。
また今後弾きこむことでリアルなエイジングとなり、指板の艶感なども増し、ハードウェアの経年変化など、オーナーが育てる楽しみも残しております。
造形にこだわれば必然的に拘りも見えてくるのがエレクトロニクス。本器に搭載するピックアップはBare KnuckleのOLD GUARDシリーズ。
出力は高すぎないミディアムパワーでトレブリーなトーン。ブルースロックが似合うピックアップです。
キャパシターはJupiter Yellow Moldedを組み合わせます。トーンを絞った音は柔和で丸くて感情豊か。生鳴ももちろんストレートでよいですが、アンプにつないだ時の表現力の高さは、プレイヤーのやりたいことに素直に答えてくれる印象です。
一方でプレイアビリティの面では使いやすさ正確さにフォーカスをあてています。
フレットはJescar 51100を採用。そこにチューニング精度を高めるためのGOTOH製ハードウェア。ブリッジはGOTOHの510TSとしているあたり、トレモロをハードに使用しても狂わないような想定をなされていると伺えます。
明による一からのハンドクラフトがなされる楽器たち、年間生産本数はもちろん少なく日本に入る本数も非常に限られたものとなっております。
ぜひご検討ください。
Body : Ash
Color : Mary Kaye Blonde
Neck : Maple
Fingerboard : Maple 1Piece
Radius : 9.5R
Nut : Pure Bone
Nut Width : 42mm
Fret : Jescar 51100
Tuner : GOTOH SD91
Pick Guard : White 1P
Bridge : GOTOH 510TS-SF2
Pick Up : Bare Knuckle OLD GUARD SSS
Control : 1Vol, 2Tone
Hard Ware : Gold
Weight : 3.337kg
Case : Gig Bag
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