【LXK2】
LXK2は、お手頃サイズで子供から大人まで楽しめるシリーズ『リトル・マーチン』のモデルです。気軽に手に取りやすいコンパクトなサイズとハワイアンコア柄の美しい外観が特徴で、小柄なサイズでも芯のある低音と煌びやかな高音がしっかりと鳴り響き、Martinらしい音色を奏でてくれます。
トップ・サイド・バックにMartin社の特殊合板であるハイプレッシャーラミネート(HPL)材を採用しているため、湿度や温度の変化に強く、アウトドアや旅先にも気兼ねなく持ち運べます。
ボディサイズが小さく弦長も短いため、抱えやすさと弦の押さえやすさから手が小さい方やこれからギターを始める方にもおすすめのモデルです。コンパクトなボディサイズに準じて全体の音量は若干小さくなりますが、心地よい音がよく伸びるため物足りなさを感じさせず、むしろご自宅での練習等には十分な音量を出してくれるかと思います。
初心者の方の入門の一本としてだけでなく、レギュラーサイズのギターをお持ちの方でも気軽に弾ける一本として魅力を発揮してくれるモデルです。コンパクトかつ利便性に優れているため、後々レギュラーサイズのギターをご購入またはグレードアップする際にも手放す事が少なく、末長くご愛用いただけるモデルとしておすすめです。
【HPL(ハイプレッシャーラミネート)材】
Martin社では、選定された木材に安定させるためのシーズニングを施すことで楽器に適した上質な木材として仕上げています。そうしてできた上質な木材からも、削る・切り取るなどの工程において惜しくも楽器になることが出来ない端材が出てきてしまいます。HPL材は、そうした木片や木の繊維、木粉を集めて特殊な圧縮法にて一枚の板に再形成した素材です。
Martin社では1998年に森林保護を目的とした活動に力を注ぎ始め、その一環としてHPL材を使用した新たなモデルを開発しました。従来のラミネート材の多くは数枚の木材を接着剤で張り合わせた合板となるため、全面に広がる接着剤が美しい弦の響きを遮ってしまう一面がありました。対してHPL材は音響特性に優れた集積材であるためしっかりとMartinサウンドを残しており、コストパフォーマンスの高いモデルに多く使用されています。さらに、木目柄のシートを加工することにより様々なスタイルを演出することができ、見た目の面でも楽しませてくれるモデルが開発されました。
また、温度・湿度の変化や物理的衝撃への耐久性にも優れた素材であるため、アウトドアで多用される方や気軽にMartinギターを演奏したい方、これからアコースティックギターを始めたいという方におすすめの素材です。
【仕様】
Top: HPL
Rosette: Herringbone Ink
Bracing Pattern: X Brace
Brace Shape: Non-Scalloped
Brace: Spruce
Back: HPL
Side: HPL
Neck: Natural Birch Laminate
Neck Shape: Modified Low Oval
Neck Taper: Standard Taper
Nut: White Corian
Headstock Shape: Solid with LX Taper
Headplate: HPL
Fingerboard: FSC Certified Richlite
Scale Length: 23''(584.2mm)
Fingerboard Width at Nut: 1 11/16''(約42.9mm)
Bridge: FSC Certified Richlite
Bridge Style: Junior Style Belly
Tuning Machines: Chrome Enclosed Gear
Case: Soft Gig Bag
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