Crews Maniac Soundのレギュラーラインナップ「NPB」シリーズをベースに、ハムバッカー2基を搭載したDHB仕様が新登場。
クルーズオリジナルアクティブサーキットを搭載し、ナチュラル〜強靭なサウンドまで幅広く轟かせます。
本モデルは、Crews Maniac Soundのレギュラーラインナップ「NPB」シリーズをベースに、ハムバッカー2基を搭載した新仕様。通常のNPBではアルダー材が採用されますが、本機では軽量かつ選定されたアッシュ材をボディに使用。立ち上がりの速さ、レスポンスの良さ、前に出てくる音像といったアッシュ材の特性が近年再注目されており、同時にその希少性も高まっています。
ネックおよび指板にはメイプルを採用。
サテンフィニッシュのメイプルネックと貼りメイプル指板が生み出す適度なコンプレッション感とオープンな鳴り、そしてローエンドの豊かさが、アッシュボディとの組み合わせで立体的かつ明瞭なサウンドを構築します。スピード感に加え、ビッグで力強い音像。ヴォリュームを少し絞ったときでも、曇ることなく芯の通ったローエンドがしっかりと残り、アンサンブルの中で頼れる存在感を発揮します。
Aguilar AG 4Mピックアップをパラレル配線で2基搭載したレイアウト。
StingRayスタイルのハムバッカーとして定評のあるAG 4Mの持つ太く、張りのあるトーンを活かしながら、よりクリアで反応の速いレスポンスを実現しています。アルニコVマグネットによる豊かなローエンドと明瞭なトップエンドはそのままに、パラレル配線にすることで中域の密度が整理され、音の分離感と立ち上がりの鋭さが向上。過度なコンプ感やローミッドの飽和を抑え、抜けの良さとアタックの明瞭さが際立つサウンドに仕上がっています。
さらにCrews Maniac Soundが長年の現場経験と実機検証をもとに開発した、ベース専用の高品位プリアンプTBC-1を採用。「ナチュラルなトーンはそのままに、音像だけを前に出す」――そんな現場のニーズに応える設計となっております。
サウンドキャラクターは原音重視のフラット志向。過度な色付けはせず、ローエンドの押し出し、トップエンドのパーカッシブな質感を補強し、アンサンブル内での存在感と音ヌケの良さを同時に確保します。EQセクションはTreble / Bass の2バンド仕様。シンプルながら各帯域のブースト／カット幅は広く、多彩なサウンドメイクが可能です。また、VOLUMEポットはPush/Pullスイッチを兼ねており、プリアンプのON/OFF切り替えが可能。EQをフラットに設定した状態であれば、ON/OFFを切り替えてもキャラクターや出力に大きな変化はなく、原音のニュアンスを損なわないフラットな状態からのサウンドメイクが可能です。
一方で、EQをあらかじめブースト気味にプリセットしておけば、ON/OFFの切り替えだけで明確なブースト効果が得られ、ペダルいらずのセッティングも可能。シーンに応じた柔軟なコントロールを、シンプルな構成で実現しています。“音に変化を加える”というより、“演奏を支える”ことに徹したプリアンプ。まさに現場基準で信頼されるプリアンプです。
また、ネックシェイプやナット幅をカスタムしている点も、NPBの大きな特徴のひとつです。一般的なPベースが44mmのナット幅を持つのに対し、本機では42mmのナット幅を採用。一方で、ネック厚はしっかりと確保されており、Pベースらしい力強い鳴りはそのままに、演奏性（プレイアビリティ）を大きく向上させています。
ハードウェアにはGotoh GB-30ペグ、ブリッジにはOMEGA Bass Bridgeを搭載。OMEGAブリッジの質量感が加わることで、サスティンや芯の太さもさらに際立ちます。
持ち運びと保管に最適なSKB製ハードシェルケースが付属します。
SPECIFICATION
Weight：3.98kg
Body：Selected ash 2P
Neck：Selected maple
Fingerboard：Selected maple(310R/21F)
Scale：864mm
Nut Width：42mm
Finish：Super matte black finish
Pickups：Aguilar AG 4M ×2
Preamp：Crews Maniac Sound TBC-1
Mashinehead：Gotoh GB-30
Bridge：OMEGA bass bridge
Controls：volume(Push/Pull Preamp On/Off) , Blend , Treble(Boost/Cut) , Bass(Boost/Cut)
w/SKB FB-4 Hard Shell Case
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