1950年にBroadcaster(ブロードキャスター)としてデビューし、以降Fender(フェンダー)ギターの代表モデルとしてStratocaster(ストラトキャスター)とともに君臨し続ける『Telecaster(テレキャスター)』。Fender社のオリジナルモデルのみならず、様々なメーカーにてインスパイアモデルが製作される、エレキギターの定番モデルともいえるでしょう。
レギュラーモデルのテレキャスターの上位機種として1959に登場した『Custom Telecaster(カスタムテレキャスター)』。アルダー材をボディに使用し、ボディトップ/バックのダブルバインディング、サンバーストカラーが基本仕様となります。
今回入荷は1968年頃出荷、多少カスタマイズ歴があるもののしっかりとかっこいいルックスをキープしています。
【ボディ】
全体重量は約3.5kg。ボディ材はアルダー。しっかりと赤みが残る鮮やかな3トーンサンバーストとダブルバインディングが美しいですね。フロントピックアップポジションにハムバッキングピックアップを取り付けるために木部のザグリがみられます。年式相応のウェザーチェック、塗装剥げを伴う打痕、金属パーツのくすみ等がみられますが、年式を考えると比較的きれいなコンディションといえるでしょう。ヴィンテージギターらしい素晴らしい雰囲気を誇ります。ピックガードが交換済みとなります。
【ネック】
ネック材はメイプル。フィンガーボード材はローズウッド。ネックの塗装がまだラッカーの時期なのは嬉しいところでしょう。ヘッドトップを中心にウェザーチェック、ネック裏に少々の打痕がみられますが、ボディ同様比較的きれいなコンディションといえるでしょう。チューナーは巻き具合の固さに少々のバラつきはみられるものの、しっかりと機能します。ナットは当店にて交換済み、フレットも当店にてすり合わせ調整済みでプレイアビリティは良好です。ヘッド厚15.3mm。ナット幅41.5mm。比較的がっしりとしたネックシェイプが特徴です。ヴィンテージギターらしい使用感によるネック裏のサラっとした手触りは魅力です。
【電装系】
コントロールはピックアップミックスが使用できるカレント配線。ハイパスキャパシターは採用しておりません。【3wayピックアップセレクター(ネック/ミックス/ブリッジ)/ボリューム/トーン】となります。ネック(フロント)ピックアップはヴィンテージとのマッチングにも定評のSeymour Duncan Antiquityに交換済みです。その他コントロール系のパーツは当時のコンディションをキープしております。レギュラーのテレキャスターと同様のパーツ構成ながらも、アルダーボディらしい中音域の豊かさが魅力です。奥行きを感じられるリッチな生鳴りもいいですね。
付属ケース:ぼろいですがFenderブラックトーレックスハードケース
Weight:3.5kg
Body Material:Alder w/Double binding
Neck Material/Scale:Maple 1 piece/648mm(25-1/2inch)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Rosewood round laminate/Pearloid dot/184.15mm(7.25inch)
Nut Width/Fret Size(width):41.5mm(replaced)/2.0mm(replaced)
Neck Thickness(1F/7F/12F):22.0mm/23.4mm/24.0mm
Capacitor:Main…Dilectron CircleD 50V
Pickup(Neck/Bridge):Seymour Duncan Antiquity/Fender Telecaster Gray Bottom Single coil(8.1kΩ/6.0kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通しての計測となります
-------Heartman Vintage Guitarsは池部楽器店のヴィンテージ・ギター&ベースの専門店です-------
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