ストラトキャスターにおいて大きな仕様の変換期となった"1956"年。
誕生時からテレキャスターと同様にボディに使用していたアッシュ材からアルダー材へ切り替え、その後70年代中期までその仕様を基本的に引き継ぐことになります。
本器はそんな56年の、アルダー材へ切り替え以前の仕様をリィシューしたオーダーモデルです。
トラディショナルな2ピースのアルダーボディにメイプルワンピースネックというウッドマテリアル。
メイプルネックはしっかりとしたグリップ感のVシェイプの「10/56 "V"」シェイプに、リフトソーン(追柾目)を採用。
指板ラディアスはややフラットな9.5インチラディアス指板R、フレットはビンテージサイズと比べて少し大きいミディアムヴィンテージ(47095)フレットというネック周り。
ピックアップには50年代のシングルコイルのStratocasterサウンドを元に、低音のレスポンスが強化した、ハンドワウンドしたカスタムショップ製の"HW STRAT Fat 50's"を搭載。
コントロールは5-Wayスイッチにマスターヴォリューム、フロントトーン、センター&リアトーンという現代的なモダン仕様となっています。
カラーは1960年から採用されたカスタムカラーの"Inca Silver"にてフィニッシュ。NOS仕上げとマッチして雰囲気の良さを引き立てる1本です。
重量 : 約3.66kg(アーム非搭載時)
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