G’ SEVEN GUITARSのビルダー大山氏がリアルタイムでヴィンテージに触れてきた知識と経験、高い技術力で造り上げ、セットアッパーである宇佐川氏のイマジネーションで最終的なG’ SEVEN GUITARSのオリジナルサウンドをビルドする。紡いだ歴史を具現化したものがこの「g7 Special」です。
まずご覧いただきたいのはこのルックス。資料から飛び出してきたかのようなヴィンテージを彷彿とさせる傷。ビルダー大山氏渾身の技巧をふんだんに味わえるのがPerfect Agedの魅力でしょう。カラーにBlackをあしらい時の流れを感じるウェザーチェックを入れ、その割れ傷と、アタックをきっかけにごくごく自然な朽ち方を表現している。傷の深さもしかり元々の塗装の厚みとのギャップもしかり、膨大な量の情報と経験が無ければそれを再現することは難しいところです。当店では幾度となく取り扱いをさせていただきましたが、やはりフィニッシュワークに込める力の入れ方は尋常じゃありません。
ピックガードはスペシャルミントグリーンガードをチョイス。既製品ではまず無いこの風合い。60年代初期ごろのミントグリーンガードを再現しており、当時のセルロイド特有の鈍い透明感が3プライで重なるブラックの層が透けることで独特な色合いなるルックスを再現。大変な時間をかけて一枚一枚手加工にて製作されています。
本器が特別モデルとしている理由として、フィニッシュのレベルとピックアップが挙げられます。前述に記した通りPerfect Agedにて製作となっていますが、スペックには「more Heavy」との表記。リアルを求め大山氏の知識で構築されたヴィンテージの姿に、更なる時の経過とオーラを纏わせたファン必見のフィニッシュとなっています。そしてもう一つのピックアップ。g7では元々、サウンド構築にあたり使用するピックアップを絞っていました。時間をかけて探る中でルックスにマッチする音の開発に着手。初期の極少数ではありますが初期ロットが完成し、本器に搭載することとなりました。
本体重量約 3.440kg
数値的なところとしては劇的に軽いわけでは無く重くも無くでバランスの取れたところ。g7の造るSTはどれもバランスが良く、カスタムショップクラスのトラディショナルスタイルをお求めの方にはツボにはまる良きSTだと感じます。ネックセットからパーツセレクトに組み込みと、セットアッパーの造詣の深さがあってこそこの絶妙なイナタさが生まれるのです。
Body : Alder 2P
Neck : Hard Maple1P
Finger Board : Madagascar Rosewood / 300R
Pickups : g7-S60 set
Controls : 1Vo, 2To, 5way Lever Switch(g7-ST Circuit / R.Tone)
Fret : Jescar #55090NS / 21f
Pick Guard : SPL.MG
Finish : Perfect Aged(more Heavy)
Finish Color : Black Beauty
Weigh : 3.440kg
Case : Original Hard Case
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