ジェームスタイラーを代表するスタジオエリートは長年にわたり多くのミュージシャンから絶賛され続けるギターです。そんなスタジオエリートと「対を成す存在」として、愛され続けるのが「ジェームスタイラー・クラシック」です。中でも「ブラック・クラシック」と呼ばれる黒のSSHモデルはスティーヴルカサー、ダンハフと並び世界中にタイラーギターの存在を知らしめたマイケル・ランドウのイメージが強く、最も人気のあるモデルだと言えます。
こちらは2000年ごろのBlack Classicでコンチネンタルファーイースト向けに制作された正規輸入品となります。おそらく海外（US外）向けのヘッド裏スタンプのほか、ネックセット内にもCFEの記載があります。
そしてこちらの個体ではボディーにライトウエイトアッシュを使用している点も注目です。一般的にタイラー・クラシックではアルダーボディーの個体が多く、稀にアッシュ／メイプル指板というモデルも見かけることがありますが、アッシュボディーにローズ指板のコンビは珍しい仕様だと言えます。
指板はコンパウンドラジアス修正を始め、当店にてミディアムジャンボフレットにリフレット済み。ほぼ新品のフレットコンディションとなります。弦高をかなり下げたセッティングでも凄みのある低音と、対照的に派手でヌケる高域のサウンドが同居しているのは、この時期のクラシックならではだと思います。ネックは一番人気のランドウグリップ（今で言う59 EX-THIN）を採用し、抜群のプレイアビリティーを誇ります。
ピックアップは Dimarzio DP402 Virtual Vintage Blues（ネックとミドル）ブリッジにSeymore Duncan TB-4が搭載されています。ミドルピックアップ＋ブリッジピックアップのハーフトーン時にはコイルタップを行わないタイラーのデフォルト配線になっています。
ハードウエアにはゴトーHAPM、そしてゴトー／ウィルキンソンの６点止めVSVGブリッジを搭載。
この６点止 VSVGのサウンドとテンション感こそタイラークラシックにベスト！という皆さんも多いハズ。トレモロスプリングは3本／ストレートでセットしています
サウンドは未だ現役でネックの鳴り、そしてローズ指板＋アッシュボディーのサウンドも相まって、非常に現代的にも感じます。スタジオエリートと同じくローノイズ、パワー、演奏性を持っていますが、クラシックはやはり「クラシック」です。ワイルドなプレイやブルースにも最適なサウンドと弾き易さを是非お試しください。
・09-42セットアップ済み
・オリジナルハードケース付属
・トレモロアーム欠品の為新品を同梱
・プレイヤーズコンディション、ボディの細かい打傷やスクラッチ傷、金属パーツのくすみや錆などが多少見られます。
※中古品につき写真で写りきらない細かいスレや傷が見られる場合がございます。コンディションを気にされる場合にはご購入前に一度お問い合わせください。
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