数多くのアーティストのサポートを務めるほか、SNSでの動画投稿も積極的に実施し、Instagramのフォロワー数、YouTubeのチャンネル登録者数は共に20万人超と、国内外に多くのファンを持つギタリスト「磯貝一樹」。
そんな氏のこだわりのシグネイチャーモデルがMomoseブランドにて発売となりました。
このモデル最大の特徴は和材である「栃(トチ)」をボディに採用している点。
自身のシグネイチャーに採用するスペックを選定する中、ビンテージを含む多くのJMを試奏してたどり着いたのが栃材でした。
栃のバール材はその特徴的な杢目から、これまでもMomoseのリミテッドモデルに多く採用されてきましたが、今回は氏の求める"サウンド"により選ばれました。
栃は適度な重量と比較的柔らかめな材質を持ち、サウンドはミッド付近が明るく抜けてくるような程よくソリッドなトーンが特徴的。歪みの乗りもよく、重心が少し低めな位置から響き、ロックでもポップスでも様々なジャンルに持ち出せる現代的なトーンを奏でます。
暗い褐色の木肌に現れる黒い縞模様が美しいウェンジを指板材に採用。 優れた硬度と強度を持ち、アタック感が早くタイトなサウンドを生み出します。薄くゴールドに発色するフレット「Jescar Evolution Gold」と組み合わされることでトーンの粒立ちの良さに貢献し、奏者のニュアンスを的確に表現します。
また、ややフラットな280Rという指板Rで設計したことにより、ハイフレットでのチョーキング時の音つまりを軽減。ロングトーンをプレイヤーの気持ちいいところまで響かせます。
サイドドットにはルミンレイ・サイドドットを採用。
照明が暗くなる場面も多いライブでのステージで重宝するため、ステージでの演奏活動を行う現場のギタリストからの支持率が非常に高い仕様です。
磯貝のアイコンとサインがレーザーによって彫られたオリジナル仕様のネックプレートでジョイント。
ネックプレートはトラディショナルなサウンド特性を損なわない為にオーソドックスなプレートジョイントを採用しながらも、プレート部を落とし込み加工しています。これにより、ジョイント近くのハイポジションでもプレートに手が引っ掛からなくなり、演奏性の向上を実現しています。
ライブ等の長丁場でもストレスを感じにくくするためにより軽量な栃の選定、指板材の選定と適切な指板Rの見極め、一般的なJMより肉厚なネックシェイプの採用、ブリッジによる響きの違い、フレットの素材の選定、アッセンブリーの変更などなど…
企画から打ち合わせ、複数本のプロトモデルの製作を経て、最終仕様の完成まで経た期間はおよそ1年以上。
多くの現場をこなすKazuki Isogaiだからこそ見える拘りを盛り込んだシグネイチャーモデルです。
Body : Tochi 2P
Neck : Quartersawn Maple
Fingerboard : Wange
Nut : High Density Bone(水牛骨)
Bridge : Montreux JM Saddle Gold
Tail Piece : ORIGINAL JM/JG Type
Machineheads : GOTOH SD91-05M MG
Fret : JESCAR FW57110-EVO
Pickups : MOJOTONE Clone’59 JM
Controls : 1Vol,1Tone
Scale : 25.5 inch
Width at Nut : 42.0mm
Fingerboard Radius : 280R
Finish : Top Lacquer
Weight : 3.512kg
Case : Gig Bag
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