ロックミュージック黎明期から現代に至るまで使用され続けている3大ファズの一つであり、1966年末に誕生し、Jimi Hendrixを始め多くの「巧み」のギタリスト達の使用によりその名を知られる言わずと知れたファズの名機Fuzz Face。
現在でもビンテージを始め、多くのブランドやビルダーから製作・販売されるモデル。
Arbiter Electronics社で製作・販売が開始され、68年にDallas Music社との合併によりDallas-Arbiterへと社名が変更、1977にArbiter社の歴史は幕を閉じますが、その後86年にDallas Music Industriesが買収したCrest Audioから”Dallas-Arbiter England”表記で生産され、1993年からJim Dunlopにて発売されていくこととなります。
この個体は、上記の86~93年の間に生産された「Crest Audio」期の個体。
やはり見た目には大きな違いは見られませんが、よく見ると「マスク」にあたるゴムパッドの部分の溝が「縦」ではなく「横」になっています。
どうやら「Creat Audio」生産のモデルがすべてというわけではないようですが、多くの個体は「横」になっているようでぱっと見の違いで見分ける一つの目安となります。
搭載しているトランジスタはBC109、高音域のエッジの立ち方が特徴的でFuzzFaceの中では比較的獰猛なよく歪んだ乾いたサウンドです。
※付属品:箱、説明書
【店舗管理商品コード:4-92018073】
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