フラットトップにおける永遠の憧れ、ワーキングホースGibson"J-45"。J-45が1942年に生まれたのはあまりにも有名ですが、実はJ-45と同様のスペックを持ったJ-45のダウンサイズモデルのLG-2も同年に製造され始めた事は知る人ぞ知る所です。本器は2017年にリミテッドモデルとして製作が行われた1959スタイル”1959 LG-2 TriBurst”。2017年製USED品。シトカプルーストップ、マホガニーサイド&バック、マホガニーネック、ローズウッド指板、ローズウッドレクタングルブリッジ、クルーソンタイプ3連ペグ、MOP指板ドット、シングルリングロゼッタ、べっ甲柄ラージピックガード、ハンドスキャロップドXブレイシング。ギター通の中では58-59年辺りのギブソンネックシェイプの評価が高く、程よく肉厚で丸みのある形状は握り応えが良く、40年代のベースボールバット程極太ではない丁度よい塩梅のグリップです。そしてこのグリップ感はサウンドにも影響すると言われ、実際にネックが太めのモデルは音色が太いと感じるモノが多い印象。この両面から評価が高く人気のあるネックシェイプとなっています。本モデルは更にシンラッカーで塗装面を薄くされており、小振りなサイズながらオープンなサウンド。木の導管が分かる程の薄い仕上げで経年風化のようなヴィンテージに迫る風合いとドライなトーンを生み出しています。ギブソン特有のミドルに寄ったまとまりのあるサウンドレンジ、ウォームな中低域や押し出し感のあるミドル成分、立ち上がりの速さなどはスモールサイズならでは。太さや甘さもしっかり感じ、コードストロークで小気味良く纏まる気持ち良さを持つ1本です。ボディトップ下部やボディサイドの当てキズ、ボディバックのVOSフィニッシュ特有のくすみや擦り傷など全体的に使用感はありますが、どれも表面上物です。VOS仕上げのおかげかその使用感すらも経年の貫禄の一部のように見え、使い込まれてきたような風合いが保たれています。ネック周りの演奏性は全く問題なく、まだまだこれからも活躍の期待できる1本です。現ラインナップ上はLG-2モデルは非常に少なくあまり見かけないうえ、非常に人気の高い機種ですのでご検討の方は是非お早めに!オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX++
Top:Solid Sitka Spruce
Side:Solid Mahogany
Back:Solid Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerbord:Rosewood
Bridge:Rosewood
Machine Head:Kluson Type 3 Per Plate/Nickel
Fingerbord Inlay:MOP Dot
Rosette:White&Black
Binding:White&Black
Pick Guard:Tortoise Color Large type
Pick up:none
Nut width:43mm
Scale:628.65mm
Case:Original Hard Case
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