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今でこそフラットトップの印象が強いですが元々はアーチトップギターやマンドリン、バンジョー等を製作するところから始まっているギブソン。その中でもギブソンアコースティックアーチトップ"L-4"は1912年に発売が開始されました。本器はオーバルホール仕様、サウンドホールロゼッタがチェック柄の1927年製。スプルーストップ、メイプルサイド&バック、マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、パーロイド指板ドット、ホワイトボディ&ヘッドバインディング、アイボロイド指板バインディング、チェック柄ロゼッタ、1プライピックガード、ナット幅約44ミリ、テーパードヘッド。ネックヒール裏にはストラップピンが装着されています。発売当初よりオーバルホール仕様で生み出されたL-4。細やかな仕様変更こそ間に挟まりますが、本器が生まれた直後の1928年からは大きな仕様変更が入ります。サウンドホールが正円形状となり、12Fジョイントから14Fジョイントへと変化。1935年からはFホール仕様となり、最終的には1956年に製造終了となってしまいます。本器のサウンドホールロゼッタはチェック柄となっており、この仕様は1927年のみ。非常に貴重な1本です。ボディ材は単板のモノを削り出して製作が行われています。ネックシェイプは20年代から30年代にかけてよく見られる厚みのあるVシェイプ。芯のハッキリとした響き、そして後の時代のモノと比べても軽やかに立ち上がる反応性。アーチトップ特有の低音がスッキリとした響きでありつつも音色自体は太く、もたつきなく厚みのあるサウンドを出力してくれます。特にプレーン弦の押し出し感のあるトーンとボリューム感はメロディラインの演奏にも最適と言えるでしょう。枯れて乾いたノスタルジックな音色は昔ながらのジャンル、特にジャズにおいて非常に趣のある味わい深い響きを奏でてくれます。遠達性のあるサウンド、空気感を含みガランとしたトーンは唯一無二です。ペグはクルーソンタイプのノーラインタイプに交換されています。ボディエンド箇所テールピース横に過去木部クラックが入った跡が見られますが、補修済みで問題なく使用することが出来ます。ボディサイドショルダー1弦側に擦れて塗装が剥がれてしまっている箇所、6弦側にも塗装が擦れて剥がれた痕を赤の塗料でタッチアップされ違和感の少ない状態にされています。その他テールピースの下の当てキズやバインディング割れの補修跡、ボディ塗装面の僅かな欠けがボディバック6弦側に1ヶ所、細やかな当てキズ等全体的に見られますが、オリジナル性の高い状態をキープされた個体。ブリッジの弦高調整ネジの高さには上下共に余裕があり、ネックのコンディションも非常に良好。実用性も高く、コンディションも非常に良い貴重なアーチトップギターです。古き良きアーチトップギブソン、トラッドなスタイルを求める方にはうってつけの1本です。是非お手元でご体感下さいませ。
オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX++
Top:Solid Spuruce
Side:Solid Maple
Back:Solid Maple
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Fingerboard Inlay:Pearloid Dots
Rosette:Checkered
Binding:White
Machine Heads:Kluson/Nickel
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:44mm
Scale:632mm
Case:Original Hard Case
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