Fender “Esquire”。1950年に同社初のソリッドボディエレキギターとして発売された歴史深いモデルです。発売後すぐに”Broadcaster”に代わり一旦中止され、1951年に再びラインナップされ1ピックアップモデルとして1970年まで製造されます。本機は1956年製の1本。ラインナップ後いくつかのマイナーチェンジがされ、ピックアップのマグネットボビンがスタッガードの仕様になっている本器。アッシュ1pcボディ、メイプルワンピースネック、ヘッドに冠するスパゲティロゴ。ネックシェイプは程よい肉付き加減で丸みのあるソフトVシェイプで、太くなく手に馴染みやすいビンテージフィール。ヘッドデカールはリデカールですが、オールドストックのFenderオリジナルデカールが使用されており、シルバーロゴのオリジナルスパゲティロゴです。リフレット&ナット交換がされていますが、指板面のオリジナル塗装は剥がさず残されておりその上からネック全体的にオーバースプレイで補修されています。ただ、処置後の使用・経年もあり現在はネック裏や指板面は塗装剥がれが見られオリジナルのような風合いになっています。フレットは80%~90%残りでネックコンディションもとても良好で音つまりなどもなくプレイいただけます。ピックアップはオリジナル50sブラックボビンのスッタガードピックアップで、リワインドがされています。コントロール部のアッセンブリーはアース処理だけ追加されていますが、オリジナルをストック。CRL3Wayセレクター、スタックポール社製POTx2、ワックスディップペーパーコンデンサーとカーボン抵抗など、キレイに残されています。シングルラインクルーソンペグ、ブリッジプレート、コントロールパネル、コントロールノブx2などのハードウェア類もオリジナルをストック。その他交換の確認できるパーツは、ストリングガイド、PUセレクターカバー、ブリッジサドルx3、PGネジなどです。またボディフィニッシュは米国工房にてリフィニッシュ&エイジド加工がされており、全体的に入ったウェザーチェッキングや小傷などかなり雰囲気の良い仕上がりになっています。ネックデイトは55年5月、ボディデイトは55年5月、POTデイトは55年10月頃で、パーツ含め全て年代マッチングの1本です。骨太でしっかりと抜けてくれるロックサウンド。ズバっとパンチのあるサウンドからトーン回路を効かせた少し落ち着いたクラシックロックテイストまで、くたびれ感のない元気一杯のトーンを積極的にプレイいただけます。多くのオリジナルパーツをストックした良い雰囲気でグッドサウンドのエスクワイア。実用性も兼ね備えた愛でてよし弾いてよしのグッドビンテージ、是非お手元でお楽しみください。近年フェンダーツイードハードケース付属。その他詳細はお気軽にお問い合わせください。
Condition:EX++
Body:Ash 1pc
Neck:Maple / Quarter Sawn
Fingerboard:Maple 1pc /7.25R
Bridge:Vintage Style
Machine Heads:Kluson Deluxe / Nickel
Fingerboard Inlay:Black Dots
Pickups:’50s Black Bobbin Pickups
Nut width:41.9mm
Scale:647.7 mm
Control:1volume,1tone,3way PU Selector
Weight:3.15kg
Case/ACC:Currently Fender Tweed Hard Case
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