フォデラ、AJ ６弦のボルトオンです。立奏出来る AJ ともいいますね。最高です。
ほぼほぼ使用感のないこちらは 2018 年製。コレクタブルにも、ツールとして弾き込むにも最高な仕様です。
中でもものすごいのがトップ材、ピンクアイボリーです。アフリカ原産のこの木材は、象牙のように滑らかですが、非常に密度が高く、加工の難度の高い硬材です。また非常に高価であることでも知られています。
フレットレスの指板材として最高峰の評価を与えている製作家も多く、そうした作例はしばしば見かけますが、その特徴的な美しいピンク色が、指板に用いると手脂等で変色していまい、長く維持するのが難しいです。
本機はそんな高価な希少材をトップ材として用いています。巨木ではないので、トップの幅をとるのもかなり困難だったろうと思います。この幅の材を入手できない限り、次は無いでしょうね。またいったい幾らになるのか皆目見当もつきません。そして無塗装の指板とことなり、ボディ・トップやヘッドの突板なので、塗膜がしっかり守ってくれるでしょうから、この美しいピンクの維持も比較的楽だと思います。
ボディバックはアルダーで、指板はマッカーサー・エボニーです。文句なく音楽的で、音域の広い6弦ベースの魅力を引き出すのに最良な組み合わせとなっています。
電装系はダンカンのカスタム・デュアルコイルで、ヴィンテージとモダーンの両方のテイストのバランスに特に優れています。
最高級木材をトップ材に用いた AJ 6弦、ほぼ未使用状態での中古品と考えると、かなりお得なプライシングと思われます。
新品時付属品一式揃っています。当然ながら、各部調整機構は問題なく機能し、状態も申し分ありません。
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