1960年を最後に一度生産が中止されたオリジナル"Les Paul"シェイプ、1961年からは"SG"スタイルへと大胆なモデルチェンジがされ好調なセールスでギブソンエレクトリックの屋台骨として展開がされていきます。しかし1960年台後半へかけて名だたるプレイヤーの名演をきっかけにオリジナルシェイプを求める声が高まりを見せ再生産へと繋がります。本器は1969年製"Les Paul Standard Gold Top"。段階的なスペックの変更を重ね、1970年代を代表する"Les Paul Deluxe"へと変遷していくリイシュー"Les Paul Standard"において最初の変更を経た、3ピースマホガニーネック、ワンピースマホガニーボディバックのスペック。その他、"i"ドットなしロゴ、14度の浅いヘッド角、逆に"SG"と同様に深い5度程になったネック仕込み角、当時の標準的スペックとして採用されていたナイロンサドル、クロームハードウェア、クルーソンダブルリングダブルライン。各所設計角度の変更に伴い、弦テンションのかかり方が変わったことによる違いが特に大きなサウンドキャラクターを持つこの年代。少し弦鳴りにシフトした鳴り方は50's Les Paulのふくよかなトーンに比べ、少し軽快なフィーリングを持ち、独特にルーズさのあるサスティーンが"いなたく"魅力的なグッドサウンド。とはいえ"Les Paul"らしいフロントの分厚いヴォリューミーなアウトプットに、タイトに抜けるリアトーン、分離感の心地よいミドルポジションと、まさに"Les Paul"らしい魅力を存分に楽しめる1本。こちらリフレットリナットがされており、ヴィンテージらしい質感を損ねずも非常に快適なプレイコンディション。P-90は追加ポッティングの作業でハウリングの対策が取られており実用性に抜かりありません。"ブラックビューティ"コンデンサ、トーン4点もオリジナルをキープ。一部ナイロンサドル、ジャックプレート、オリジナルフレットとナットがハードケースに付属しています。細かな打痕、小傷、塗装のウェザーチェックなど全体的に相応の様子がございますが、目立って外観を損ねるダメージはなくとても良いルックス。トップゴールドの"燻し金"な経年、ピックガードのウェザリングも抜群の存在感。弾いて良し、愛でて良しのグッドコンディション、ぜひお見逃しなく。オリジナルハードケースが付属。
Condition:EX++
Top:Maple
Back:1pcs Mahogany
Neck:3pcs Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Bridge:ABR-1 Tune-O-Matic
Machine Heads:Kluson Double Ring Double Line
Fingerboard Inlay:Dish
Pick up:P-90
Nut width:42.9mm
Scale:628.65mm
Control:2Vol, 2Tone, 3Way
Weight:4.59kg
Case/ACC:Original Hard Case
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