1980年代、Gibson直系の国産ラインとして発足したOrville(オービル)。ギブソン下位ブランドの位置付けながら、国産ならではの品質の高さと本家直系のリアリティを兼ね備え、ブランド終了から30年近く経過する現代においても国内外問わず高い人気を誇ります。
今回入荷はシリアルナンバーから1991年製「Firebird」、人気モデルながらあまり市場に出回らないレアモデルと言えるでしょう。
【ボディ】
全体重量約3.3kg。ヴィンテージサンバーストカラーのリバースシェイプボディはマホガニー3ピース、当時のカタログには'76ボディシェイプとの記載があります。ネックジョイントを除いて再現とのカタログ表記から、ストップテールピース仕様や後述のネック、電装の仕様を含め、当時のUSA製Firebird Vを基にしたモデルということでしょう。全体的に傷や打痕、塗装剥がれ、金属パーツのくすみなどのダメージが目立つ他、ジョイント付近にはストラップピンが追加されています。
【ネック】
マホガニーネックにローズウッド指板仕様、ネックにはバインディングが施され、ポジションマークには再接着の痕跡があり指板面に接着剤が付着している箇所が見られます。ジョイントはセットネック仕様です。ネック裏には打痕が散見されます。バンジョーペグは6弦用のみKlusonに交換済、全体的にややカリカリとした引っ掛かりを感じるもののチューニングには支障ございません。フレット/ナットはそれほど消耗しておらず演奏性は良好です。ナット幅約42.8mm。厚み控えめでスマートなネックシェイプが特徴です。
【電装系】
コントロールはオーソドックスな【2ヴォリューム/2トーン/3wayピックアップセレクタースイッチ】の構成。Orville by GibsonではピックアップにUSA製を採用、一般的なミニハムバッカーよりも高出力なものが搭載されています。艶っぽさと独特の粘りを感じるフロントポジション、煌びやかでスピード感のあるリアポジションと、モダンな中にもオールド感のあるサウンドが魅力です。
付属品:ノンオリジナルソフトケース
Weight:3.3kg
Body Material:Mahogany 3 piece
Neck Material:Mahogany
Fingerboard: Rosewood
Nut Width:42.8mm
Fret Width:2.8mm
Neck Thickness(1F/7F/12F):20.8mm/21.8mm/22.8mm
Pickup(Neck/Bridge):Gibson Mini Humbucker(15.2kΩ/21.7kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通しての計測となります
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