1951年製の000-28入荷。数が少なく貴重な50年代の000-28ですが、その中でも特に人気のある50年代初期の1951年製。この年に製作された000-28は記録によると96本との事です。
ボディのコンディションも良好で、ヴィンテージらしい乾いた質感とブラジリアンの艶やかでクリアなサウンドが非常に美しい個体。
トップ材は美しい杢目のスプルース。全体的にスクラッチ痕は多くございますが、美しく色焼けした雰囲気の良いルックス。杢目も細かくとても良い材が使用されております。サイドバック材は柾目のブラジリアンローズウッド。ブラジリアンローズはこの年代特有のストレートなグレインで、やや赤味のある如何にもブラジリアンローズと言った美しく良質な材料が使われております。
ピックガードはべっ甲柄のオリジナルが程度良く残っており、ペグはオリジナルのKlusonで、4弦の動作が少し硬いですが使用には問題ないかと思います。フレット、ナット、サドル、ブリッジピン、エンドピンは交換済みです。
とても力強く、1音1音の音の太さと密度がある個体。50年代初期のモデルらしく乾いたヴィンテージトーンが魅力。のモデル程音色が硬すぎることも無く、丸くふっくらとした太いトーンでウッディに鳴ってくれています。ネックは少し肉厚な三角ネックですが演奏性は良く、力強さと音の太さはこの年代ならではの魅力かと思います。
ボディの向かって左側の下部にクラックの修正痕がございますが、しっかり修正済み。その他木部にダメージなく程度は良好です。塗装はネック裏はオーバースプレーされておりますが、その他はオリジナルの塗装で残っています。セットアップは万全で、ネックアングル良くストレートで、12F上で6弦側が約2.5mm、1弦側で約1.8mmとなっております。フレットはやや使用感があり、減りやすいプレーン弦下ローフレット付近は残7割ほどですが、ビリつきなどは無くまだまだ演奏性良好です。
ハードケースは非純正品ではございますが、ジャストサイズのものが付属します。
年代の割に程度良好なお薦めの個体。50年代初期の貴重で人気も高い000-28。様々な音楽に万能にご使用いただける1本です。
トップ材:スプルース
サイド&バック材:ブラジリアンローズウッド
ネック材:マホガニー
指板材:エボニー
ブリッジ材:エボニー
ナット幅:約42.7mm
スケール:約632.5mm
ピックガード:オリジナルべっ甲柄
ペグ:オリジナルKluson
ケース:非純正ハードケース
JAN:
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