貴重なカール・トンプソンの6弦モデルが入荷!
【預かり代行販売 (委託中古品) 】
「エレクトリック・ベースのストラディバリ」とも呼ばれ賞賛される伝説のルシアー、カール・トンプソン氏は、74年にブランドを立ち上げて以来、Bob Cranshaw, Russell George, Ken Smith, Anthony Jackson, Stanley Clarke, Les Claypoolのほか、ニューヨークのジャズ・ギタリストやセッション・ベーシストを中心に、数々のアーティストの楽器を手がけてきたことでその名が知られています。
中でもスタンリー・クラークの使用で有名な世界初の「ピッコロベース」も彼の作品の一つで、それを見たレス・クレイプールがトンプソンの楽器に興味を持ったといわれています。
マホガニー/ウォルナット/マホガニーからなる3ピース・ボディのトップにカーリー・メイプルを配した、90年代らしいルックスが特徴の本器は、お馴染みの36インチの長尺ネックのボルトオン仕様で、ホエール・テールに木製のアジャスタブル・ブリッジの採用、ヘッド裏にさりげなく入れられたドットのインレイなど、一見シンプルな外観ながらも、トンプソンの象徴的な仕様が随所に散りばめられており、単に楽器としてだけでなく、木工芸術としても高く評価したいコレクタブルな一本です。
ピックアップはこの頃の主流であったEMGが採用されており、ポールピースはシングルタイプの「45J」になります。コントロールは、2ボリューム+トーンのパッシヴ・サーキットに、EMGのEXBサーキットのブースト・コントロールが搭載されており、ノブを開いていくとトレブル/ベースが持ち上がり、ミドルがスクープされるアクティヴ・コントロールとなっています。
コンディションとしては、各部に小キズが散見されたりと多少の使用感はあるものの、年式の割にはダメージも少なく美品の部類といえ、ネック、トラスロッド、フレットも良好、機能面のコンディションも現状問題ありません。
オリジナルのテールピースはレインボー風の積層構造が採用されていましたが、それゆえに弦が引っ張る力に負けてラミネート部が開いて破損しかけていたため、当店リペア工房のWSRにてエボニーの塊でテールピースを作製し強度面での不安を取り除きました。オリジナルのテールピースも接着修理し付属品としてお付けしておきますが、強度的には現状のエボニーの方をお薦めしておきます。
世界的に希少なCTの楽器の中でもコレクタブルなレアスペックといってよい個体ではないでしょうか。
ぜひともこの機会をお見逃し無く!
<付属品> Providence ギグケース、オリジナル・テールピース
<スペック>
■Body: Curly Maple Top, Mahogany Back, Walnut Center Block
■Neck: Maple (Bolt-on)
■Scale: 36 Inch
■Frets: 24F
■Finish: Oil Finish
■Electronics: EMG 45J & EMG EXB
■Controls: 2 Volume, Tone, EXB Fixed Bass & Treble Boost
■Weight: ≒3.95kg
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