1902年に12.5インチサイズのアコースティックアーチトップギターとして誕生し、1908年に13.5インチサイズに変更、1925年にはアーチトップとしての生産完了を迎え、その後フラットトップへと引き継がれていくギブソンの歴史的価値を持つ本器”L-1”1922年製。ロイド・ロアーがF-5、そして翌年にはL-5と、現代でもあまりにも有名な名器が誕生していくメモリアルな年代でもあります。フラットトップ期のL-1をかのロバート・ジョンソンが愛用していたことはあまりにも有名ですが、アーチトップのL-1も趣が十二分に感じられ魅力的です。約100年前のギターがこういった”演奏できる状態”で現存しているという事実には感慨深いものがあります。スプルーストップ、バーチサイド&バック、13Fジョイントマホガニー極太Vシェイプネック、ノントラスロッド、エボニー指板、パールドット指板インレイ、トップと指板にはアイボロイドバインディング、Patナンバー刻印入りエボニーアジャスタブルブリッジ、オリジナルテールピース、オリジナルペグ。ネックは極太のトライアングルネックで自然な質感をキープした薄掛けのオーバースプレーを施しています。ピックガードはリプレイス品に交換。ノントラスロッドのネックながらネックはストレートなこの上ないグッドコンディション。ペグ動作も大変良好です。100年を経過するギターとしては大変良い保存状態です。音色はルックスを全く裏切る事の無いアーリーアメリカンなサウンド。柔らかくもドライでノスタルジックなサウンドが楽しめます。オリジナルハードケース付属。
Condition:EX++
Top:Solid Spruce
Side:Solid Birch
Back:Solid Maple
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Heads:Open Type
Binding:Ivoloid
Pick Guard:Tortise Color
Pick up:none
Nut width:47mm
Scale:614mm
Case:Original Hard Case
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