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ヤマハLシリーズはLuxuryの名を冠された高級シリーズ。現在でも脈々とＬシリーズは受け継がれており、その名に恥じないヤマハ独自の仕様をふんだんに盛り込んだ人気のシリーズです。本器はハカランダサイドバックを採用したL-15。1982年製のUSED品です。エゾ松トップ、ハカランダサイド&3Pバック、マホガニーネック、黒々としたエボニー指板&ブリッジ、オリジナルゴールドロトマチックペグ、オリジナル音叉マーク入りロッドカバー、オリジナルウッド指板インレイ、寄木ロゼッタ、ベッコウ柄ピックガード、ノンスキャロップブレイシング。L-15は1975年に発売開始された人気の単板ドレッドノートモデル。ハカランダを使用したサイドバックと豪華なスペックを与えられたモデルでした。この時期のヤマハの例に漏れず本モデルも前期型と後期型が存在し、大きなところではボディシェイプが変更となりました。L-10のようなウェスタンボディから、四天王L-53と同じジャンボボディへ。それに伴いポジションマークやロッドカバー形状も変化しています。この時期特有のクリアで磨き抜かれたような煌びやかさを持つヤマハサウンド。それだけではなくボリューム感も大きく感じられ、溌溂とした活舌の良さ。日本らしい特有の響きと言えるでしょう。一度かき鳴らせばフォークソングが始まるかのような、情緒あふれるノスタルジーな音色。爪弾けばスリーフィンガーを試したくなるフォーキーなトーンを持ち味とします。現代のモノと比べるとややＶシェイプでやや太めに感じるグリップですが、握り込んで演奏するスタイルにはバッチリフィット。まだまだ現役で使えるヤマハギターです。ボディサイド６弦側ボトム箇所とくびれ箇所に塗装内部に若干の浮きのようなモノが見られますが、問題なく使用できる状態です。ボディトップ面下部の当て擦りキズや細やかな当てキズ、擦れキズ等見られますが40年余りの経年を考えるとキレイな状態をキープされている個体。ネック周りも整えられ未だ現役の１本です。日本のフォークブームを支えたヤマハトラディショナルモデルの"L-15"、古き良きジャパンフォークがお好きな方には是非、ご体感いただきたい１本です。
汎用ハードケースが付属します。
Condition:EX+
Top:Solid Ezomatsu
Side:Solid Jacaranda
Back:Solid Jacaranda 3P
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Original/Gold
Fingerboard Inlay:Pearl
Rosette:Wood Mosaic
Binding:White/Wood Mosaic
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:44mm
Scale:651mm
Case: Hard Case
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