【Taylor】
テイラーは1974年創業と比較的新しいブランドですが、今や三大アコースティックギターブランドの一つとして挙げられるほど、絶大な人気を博しています。
機械化と人の手による作成を上手くブレンドし、徹底した演奏性やサウンドメイク、個体差の少ないギター作りにより、近年ではアメリカでの販売数No.1を誇っています。
【Walnut 2017】
Walnut 2017は、2017年にモデルチェンジしたテイラー 100シリーズ。単板のスプルース・トップとレイヤード・ウォルナットのバックとサイド、ドレッドノートサイズの魅力的なモデル。 比較的大きなボディサイズのため、パワフルなサウンド、鮮明な高音と暖かい低音、パンチのある中音域が特徴です。 テイラー特有の処理を施したトリファイド・スプルース材のトップは、豊かな響きと熟成された温かみと甘さを感じられ、ウォルナット・サイドバックによる明るい響きが印象的です。タッチレスポンスに優れ、ストロークからフィンガースタイルまで表現力豊かなトーンが魅力です。
すぐにアンプに出力できるES2ピックアップシステムを内蔵し、持ち運びに便利なパッド入りギグバッグが付属します。
【Expression System 2 (ES2) 】
ES2は、Taylor独自の革新的なピックアップシステムで、一般的なピエゾピックアップとは異なる構造を採用しています。通常のピエゾピックアップは、ブリッジサドルの下にピエゾ素子を配置することで弦の振動を拾いますが、ES2ではブリッジサドルの後方に3つのセンサーを配置。この設計により、ギター本来の鳴りをより自然に再現することが可能になりました。
従来の理論では、ブリッジサドルは弦振動とボディトップの影響を受け、主に上下方向に動くと考えられていました。しかし、Taylorの研究により、実際には振り子のように前後にも振動することが判明。この動きに着目し、センサーをブリッジサドルの背面に配置することで、ギターの音響特性をより正確に捉える設計へと進化しました。
この独自の構造により、弦振動のエネルギーがサドルを通じてボディ全体に伝わる際に生じるギターの持つ自然な鳴りやダイナミクスを、より忠実にアウトプットすることが可能になっています。結果として、ES2はピエゾピックアップを採用しながらも、従来のアンダーサドル方式でありがちな「ピエゾ臭さ」や過度な圧縮感を抑え、よりオーガニックでナチュラルなアコースティックサウンドを実現。
【デタッチャブル・ジョイント・デザイン】
ジョイント部にはシムと呼ばれるサペリ材のスペーサーシムが入っており、コピー用紙一枚ほど違いほどの精密なレベルで厚さをコントロールされた最大24種類のシムを、ギター個体の状態により適したシムと交換することで、ネックセットアングルをミクロ単位で正確に短時間で調整することができます。2001年以降すべてのテイラーギターにはこの構造が採用されています。
・シトカ・スプルース
トップ材として、シトカ・スプルースは定番木材で、Taylorが製造するギターの85~90%に使用されています。
強度と弾力性を兼ね備えているため、ダイナミックレンジが広く、鮮明な音色で、激しいストラミングやフラットピッキングからフィンガーピッキングまで、あらゆる演奏に柔軟に対応します。
・ウォルナット
コアの双璧をなすもうひとつの美しい広葉樹であるウォルナットは、コアと似たような密度と強度を持ち、使い始めは同じような硬さがあります。 コア同様、鮮やかな高音域が特徴ですが、マホガニーとローズウッドの中間のような、より存在感のある中音域を引き出すこともできます。 また、ウォルナットは低音域がやや深めで、最初のうちはコアよりも少しウッディなサウンドになります。 低音域は、弾き込んだ後も引き続き持続します。
~Specifications~
■Top : Sitka Spruce
■Back&Side : Layered Walnut
■Neck : Hard Rock Maple
■Fretboard : Ebony
■Body Finish : Varnish
■Nut / Saddle : Nubone Nut, Micarta Saddle
■Electronics : Expression System 2 (ES2)
■Scale : 25 1 / 2"
■Neck Width : 1 11 / 16"
付属品 : オリジナルギグバッグ、オーナー登録カード、正規保証書
~楽器の購入、保証等につきまして~
新品には当社1年間の保証付でご案内しております。
(中古品は3ヶ月 一部対象外あり)
リペアマンも常駐しておりますので、出荷前にお好みのセッティングを施すことも可能です。
また、購入後のメンテナンス等も承っております。
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