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当店商品に関しまして、入荷時と発送準備時にそれぞれ検品、調整を行っております。
また、在庫として店頭に展示している際には季節に合わせた湿度の調整を施しております。
お客様のご希望に合わせたネック、弦高のセットアップも承っておりますので、お気兼ねなくお申し付けください。
※メーカーの調整基準を超えたセットアップ(フレットの擦り合わせ、ナットの切り直しを含む様なもの)に関しましては別途料金が発生します。
また、送料は無料(沖縄、離島除く)にて、運送保険を掛けた上でご発送させて頂きます。
日時指定や営業所留めでの配送も承れますので、合わせてご活用くださいませ。
※佐川急便のみの取扱い、ヤマト運輸は日時指定、運送保険ともに適用外となります。
現在ショッピングクレジットは48回まで無金利条件でご案内させて頂いております。
低金利条件で最長84回までのご分割も承れますので、詳細がご入用な場合はお問い合わせくださいませ。
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【 #2726783】
全体的にバランスの取れたサウンドながら、煌びやかな鳴りがするような印象。輪郭がはっきりとした音を出してくれるので、埋もれにくいサウンドと感じました。サテンフィニッシュならではの抜群の鳴りの良さと、弾いた際のアタック感を感じることができます。ドレッドノートの特性である音量感にサテンフィニッシュが見事に作用している為、力強くストロークで弾くとそのサウンドの迫力に驚くことでしょう。ストロークだけでなく指で弾いた場合、優しい音色でありつつもしっかりと輪郭のあるサウンドを奏でます。ずっと弾いていたくなるようなそんな魅力を感じる1本となっております。
【D-28 Satin Ambertone】
1931年に登場して以降、現在に至るまで様々な仕様変更やバリエーションが発表されてきたMartinの代表モデルD-28ですが、2023年に新モデルが発表されました。基本的なスペックはそのままに、塗装をサテン仕上げ、カラーを琥珀色のAmbertoneカラーにしたモデルがこの『D-28 Satin Ambertone』です。サテンならではの落ち着いたルックスだけでなく、従来の塗装と違い、薄い塗装となっているため、まるで成熟されたヴィンテージギターかのような音抜け抜群のサウンドも特徴。
【D-28の歴史】
『アコースティックギター』と言われたらこの外観を思い浮かべる方も多いかと思います。 大きな特徴としてはMartin最大のボディサイズであるドレッドノートサイズにスプルーストップ、ローズウッドサイドバックの組み合わせ。現在では当たり前となったこの組み合わせも元をたどればD-28(ディーニジュウハチ、デニッパとも言ったりします)が元祖。この組み合わせだからこそ生まれる、美しく迫力のあるサウンドは、アコギを演奏する方ならいずれは一度は手にしたいと思うであろう素晴らしいサウンドを持ったモデルです。アコースティックギターといえばD-28といわれる所以はその響きだけでなく音楽の歴史と共にあり、特にアメリカをルーツとする日本のフォークやポップスを語る上では欠かせない存在となっています。 現在のD-28に繋がる原型モデルの製造は今から93年程前の1931年、現在よりもさらに大きいボディサイズの12フレットジョイントボディで誕生しました。(現在は14フレットジョイントボディ)その名前は第一次世界大戦で活躍したイギリス戦艦”ドレッドノート号”のように迫力のあるサウンドを生み出すモデルとして命名されました。当時くびれの強い000サイズを始めとした小ぶりなサイズが席巻していたアコースティックギターの世界においてさらに大きな音量と空間を覆うような迫力のある響きから伴奏・主旋律の演奏問わず人気を博していきます。 ウィキペディア(Wikipedia)より引用 戦艦ドレッドノート (英語: HMS Dreadnought) その後、1934年に音の迫力を損なうことなく12フレット以上のハイポジションでの演奏性を高めるため現在と同様のボディ形状の14フレットジョイントのD-28が生産されます。戦後のアメリカカルチャーの発展と経済成長を背景に、元々根付いていたカントリー・ブルーグラスをベースとしたフォークソングが花開き、D-28を中心としたMartinGuitarはマイクの前でアコギ1本抱えて歌い演奏を行う『弾き語り』を始めとしてフォークミュージックをルーツとするシンガーやミュージシャンに絶大な人気を得ます。日本でも1960年代に入りフォークソングブームが訪れ、当時のメッセージ性が強く確固たる思想を感じる曲や、情景が思い浮かぶような繊細な表現の歌詞と共にD-28の響きを耳にした方も多いのではないでしょうか。 現在でもD-28を抱えて歌う姿は当時の音楽の影響を強く受けた多くのシンガーソングライターやバンドのフロントマンの代表的なスタイルとして確立しています。1965年に年間生産本数928本だったD-28は、日本のブームも相まって(?)翌年1966年に倍の1827本、1967年には2330本が生産されます。その後80年代のエレキギターブームと共に一時は落ち着きを見せますが、アコースティックギターの大きな流行の原動力は、アメリカの著名なミュージシャンや日本国内では1960年代のフォークソングブームとそのフォロワーたちが手に取りステージに立つ姿を大衆が目にし、耳にしたことがきっかけと言っても大きく間違いは無いかと思います。その流れに強く影響を与えたD-28は音楽の歴史と共に歩んできており多くの著名ミュージシャンにも長く愛用されているモデルです。長い歴史のなかで木材の産地やピックガードのカラーの変更等、細かな仕様変更はございますが本日までMartinの一番人気モデルとして一度も生産を止めることなく作られ続けております。
【仕様】
Top:Spruce
Side&Back:East Indian Rosewood
Neck:Select Hardwood
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Bracing Pattern:X Brace(Non-Scalloped)
Scale:25.4"(645mm)
Width at Nut:1 3/4''(44.5mm)
Finish Top: Satin
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