高中正義、カルロス・サンタナ、ジョン・フルシアンテにリッチー・コッツェンまで、数多くのトップギタリストにも選ばれたYAMAHAソリッドモデルの雄、SGシリーズ。登場初期60年代のSGはどちらかというとフェンダーのジャズマスターなどに近いオフセットデザインで、グループサウンズシーンでのイメージがしやすいルックスでの登場でした。その後、モデル展開を続けていく中ではSG-40等ビザーリーなシェイプにも変遷し、1973年に登場したSG-30でついにシンメトリックのダブルカットスタイルに変化。その後ギブソンレスポールモデルのようなフローティングのピックガードが採用され、現在一般的に知られるSGのデザインとなっていきました。本器は1976年登場の中堅モデルSG-700。マホガニーセットネック、メイプルトップ&マホガニーバックボディ、ローズウッド指板。ヘッドインレイ、指板材やハードウェアなど、細かな仕様の違いはあるものの上位機種の"SG1000"にほとんど近いルックスが人気のモデル。"バイサウンド・システム"も搭載モデルですので、幅広いサウンドメイクが可能。当時最上位機種の2000はスルーネック構造、1000がマホガニー&メイプルのラミネートネックとエボニー指板、ワンピースネックとローズウッド指板を持った本器は丁度Les Paul Standardに近い構造と言えます。SGらしい土台のしっかりした安定感と定評のロングサスティーンは勿論のこと、パワフルながら独特にメロウなアウトプットは上位機種ともまた違った本器の魅力といえるでしょう。こちら4.13㎏と一般的なLes Paulと同等程度(もしくは少し軽め)の重量。バランス感も悪くなく、もう少し重いイメージからすると比較的手に取りやすい印象もございます。この年代のSGにありがちな塗装の白濁が見受けられますが、プレイコンディションに支障を及ぼすような塗装の瑕疵はありません。その他ボディエッジ中心にぽつぽつと数か所塗装の欠けがありますが、大きく外観を損ねるほどの物はございません。クロームメッキのハードウェアはいずれも綺麗で比較的丁寧に弾きこまれてきた印象を受けさせます。フレットの凹みなどもなく、高さにも十分な余力がございますので、現状低めの弦アクションですが気持ちよく演奏可能です。海外でも根強い人気を誇るヤマハSG、ぜひこの機会に。ハードケースが付属。
Condition:EX+
Top:Maple
Back:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Fingerboard Inlay:Chevron Markers
Bridge:Original Yamaha Die Casting
Machine Head:Original Yamaha Die Casting
Pick up:Humbucking G-II
Nut width:43mm
Scale:628mm
Control:2Vol, 2Tone, 3Way,Coli Split
Weight:4,13kg
Case:Hard Case
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