"Victor Baker(ヴィクター・ベイカー)"。自身も卓越したジャズギタリストであり、本拠地とするニューヨークにてアーチトップギター製作開始。ニューヨークの名門と呼ばれるジャズクラブを渡り歩き、名を挙げたベイカーがギター製作に着手したのは2000年。多くのギタリストに愛用されその品質は現場で証明されています。本器はボディワイド14インチ(約356mm)、チェンバードスタイル(くり抜き)のボディを構造持つModel 14。削り出しのヨーロピアンスプルーストップに、シトカスプルースの1ピースボディバック。"Semi Hollow"のモデル名ですが、こちらのボディバック材のくり抜きはES-335のようなセンタブロック構造ではなく、2つのPUの間とリアPU下は中空になっております。ブリッジ下からエンドピンにかけてはバック材が配置されています。目を惹くボディトップは抜群の杢が美しいフィギュアドメイプルの化粧板が施されており、本器ではあえてサウンドホールは設けられていません。その他、エボニー天神板、ゴールドGotoh510ペグとエボニーノブ、ホンジュラスマホガニーネック、エボニー指板、Kent Armstrong×2、デザイン性も良いエルボーコンターとバックコンター、アシンメトリーなネックヒール...といったスペック。ヴィクターベイカーに共通する反応の良さとメロウなトーンが同居した魅力的なキャラクターを存分にお楽しみいただける一本。程よく心地よいコンプレッションの効くアタックが、抜群のレスポンス、ピッキングへの追従性をもって弾け出るグッドサウンド。14インチボディは丁度GibsonのES-339と同じサイズ、チェンバード構造となるとCS-356等に相応するモデルになります。それらの取り回しの良さをしっかりと持ちつつ、甘く太くまっすぐ飛ぶジャズトーンがしっかりと味わえ、かつ通常のホロウボディモデルよりも幅広いサウンドメイクの幅を持った完成度の高い仕上がり。国内流通の少ないヴィクターベイカー、グロスフィニッシュのサンバーストカラーのデザイン性も素晴らしい珍しいスペックを持った一本。ぜひお確かめ下さい。
Top:Carved European Spruce with Special High Figure Maple Veneer Face
Back:Chambered Sitka Spruce, 1pc Body
Neck:Honduras Mahogany
Fingerboard:Ebony 12R
Fingerboard Inlay:Side Dot Only
Bridge:TOM Style
Machine Head:Gotoh 510 Antique Gold with Ebony Knobs
Pick up:Kent Armstrong Handwound Paf
Nut width:43mm
Scale:635mm
Control:1Vol,1Tone,PU Selector
Weight:2.38kg
Case:Gig Bag
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